機材選びは楽しいね!■交換レンズ編
デジタルカメラグッズ情報


ここからは私の所有しているレンズのレビューです。

 (以下の中で、私の所有するレンズの撮影画像はギャラリーのページからリンクしていますので、
  併せてご参照くださいませ。)

●テレコンバーター

・テレコンの基礎知識

 (「レンズの基礎知識」のテレコンの項目ですでに概要を記しましたので、そちらもご参照下さい。)

まずテレコンはリアコンバーターとフロントコンバーターの2つに大きく大別出来ます。

・リアコンバーター

 カメラ本体とレンズの間に挟んで使うコンバーターレンズ。
 特徴
   マウントが同じなので、比較的多くのレンズに対応している。
   露出倍数がかかるのでレンズの絞り値が暗くなる。
   画質はフロントコンバーターより良い。
   ワイドコンバーターは無い。
   最短撮影距離が変化しない。(より撮影倍率が高くなりますね。)

・フロントコンバーター

 レンズの先端に取付けるコンバーターレンズ。(詳しくは『コンバーターレンズ編』をご参照下さい。)
 特徴
   レンズのフィルター径に依存する。特定のフィルター径のレンズではないと直接装着出来ない。
   (一部ステップアップリング等を使用して取付け可能な場合もある。)
   露出倍率がかからないので、レンズの絞り値が変わらない。
   最短撮影距離が長くなってしまう。(コンバーター倍率の2乗倍だけ最短撮影距離が伸びる)
   描画はリアコンバーターより劣る。

   ワイドコンバーターがある。   

・リアコンバーターの使用上の制約について

 リアコンバーターは以下の表のとおり露出倍率がかかるので、絞り値が暗くなります。 
テレコン倍率 露出倍率
1.4倍 2倍(絞り1段分)
1.7倍 3倍(絞り1.5段分)
2.0倍 4倍(絞り2段分)
3.0倍 9倍(絞り3段分)
 AFモジュールは開放絞り値F5.6以下の数値でないと動作しません。(下の表を参照)
 (但し、条件のいい昼間の屋外などの光量のある場合は、F8までなら、AF動作することもあるが、
  各メーカーでAF動作保証はしていない。)
倍率 開放絞り値
テレコン
未装着時
F1.4 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 F3.5 F4.5 F6.3
1.4倍 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F5 F6.3 F9
1.7倍 F2.4 F3.3 F4.8 F6.7 F9.5 F13.5 F6 F7.5 10.5
2.0倍 F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16 F7.1 F9 F13
3.0倍 F4 F5.6 F8 F11 F16 F22 F10 F13 F18
青字がAFが動作する開放絞り値
緑字が条件のいい場合にのみAFが動作する可能性のある開放絞り値。
また、F11を超えるとファインダーが非常に暗くなるので、MFでもピントが大変合わせずらい。

・テレコン選びについて

現在、ニコンマント用テレコンはニコン、シグマ、ケンコーから発売されています。
(タムロンのテレコンはケンコーのOEMです。)
そこで、D70/D70s/D50でもカメラ内蔵露出計が使用出来るテレコンに絞って、
違いや動作レンズについてまとめてみました。

1.4倍(AFは開放値F4以下のレンズで動作)

・ニコン AiAF-S Teleconverter TC-14EII (レンズ構成5群5枚)
  このはAF-S又はAF-Iレンズ専用です。レンズ内モーター非搭載レンズでは動作しません。
  また、70mm未満の焦点距離を含むレンズにも使用出来ません。
  (ニコンのこのシリーズは全てテレコン前玉が飛び出ている構造なので、広角レンズだと
  レンズ同士が衝突してしまいます。)
  1.4倍テレコンではこれが一番画質がいいと思われます。
  しかし、値段が高いのが・・・
・シグマ APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG (レンズ構成3群5枚)
  このテレコンはシグマのAPO付き望遠レンズ専用で、50mm未満の焦点距離を含むレンズでは
  装着出来ないようです。また
シグマ製以外の他社のレンズも独特の形状から装着不能です。
  画質はニコンのテレコンに迫る画質との評判です。
・ケンコー デジタルテレプラスPRO300 (レンズ構成4群5枚)
  このテレコンはAF-SやVRに対応しています。
  50mm未満の焦点距離を含むレンズは対応していません。
  (メーカー保証外ですが、一部のレンズで50mm以下でも動作します。)
  このテレコンは結構、いろいろなレンズに対応していて便利です。
  (純正に比べ前玉が奥まっていると思われます。)
  画質はニコン純正より僅かに劣りますが、ほとんど気が付かないレベルです。
・ケンコー 1.5倍テレプラスMC-4 DG (レンズ構成4群4枚)

  このテレコンは、前機種(DGが付く前)はAF-SやVRには非対応でしたが、DGになって対応
  するようになったようです。
  デジタルテレプラスプロ300は50mm未満のレンズは動作対象になっていませんでしたが、
  このレンズは50mm未満の焦点距離を含むレンズでも装着出来ます。
  (デジタルテレプラスプロ300よりさらに前玉が引っ込んでいるのだと思います。)
  (このことから画質はデジタルテレプラスプロ300より劣るようです。)
  このテレコンが一番、対応レンズの多い機種だと思います。
  高倍率ズームレンズにピッタリなテレコンですね。

▼1.7倍(AFは開放値F4.8以下のレンズで動作)

・ニコン AiAF-S Teleconverter TC-17EII (レンズ構成4群7枚)
  このはAF-S又はAF-Iレンズ専用です。レンズ内モーター非搭載レンズでは動作しません。
  また、70mm未満の焦点距離を含むレンズにも使用出来ません。
  (ニコンのこのシリーズは全てテレコン前玉が飛び出ている構造なので、広角レンズだと
  レンズ同士が衝突してしまいます。)
  唯一の1.7倍テレコンでニコンのテレコンでは最新のものです。
  画質と倍率を両立させたい方には最適なテレコンです。
  しかし、AFが使えるレンズが実質,VR70-200mmF2.8G,VR200mmF2G,VR300mmF2.8G,
   400mmF2.8Dに限られます。(F4クラスだと条件が良ければAF動作するようです。)

▼2倍(AFは開放値F2.8以下のレンズで動作)

・ニコン AiAF-S Teleconverter TC-20EII (レンズ構成6群7枚)
  このはAF-S又はAF-Iレンズ専用です。レンズ内モーター非搭載レンズでは動作しません。
  また、70mm未満の焦点距離を含むレンズにも使用出来ません。
  (ニコンのこのシリーズは全てテレコン前玉が飛び出ている構造なので、広角レンズだと
  レンズ同士が衝突してしまいます。)
  2倍テレコンではこれが一番画質がいいと思われます。
  しかし、AFが使えるレンズが実質,VR70-200mmF2.8G,VR200mmF2G,VR300mmF2.8G,
   400mmF2.8Dに限られます。(F4クラスだと条件が良ければAF動作するようです。)
・シグマ APO TELE CONVERTER 2.0x EX DG (レンズ構成5群6枚)
  このテレコンはシグマのAPO付き望遠レンズ専用で、50mm未満の焦点距離を含むレンズでは
  装着出来ないようです。また
シグマ製以外の他社のレンズも独特の形状から装着不能です。
・ケンコー デジタルテレプラスPRO300 (レンズ構成4群7枚)
  このテレコンはAF-SやVRに対応しています。
  50mm未満の焦点距離を含むレンズは対応していません。
  (メーカー保証外ですが、一部のレンズで50mm以下でも動作します。)
  このテレコンは結構、いろいろなレンズに対応していて便利です。
  (純正に比べ前玉が奥まっていると思われます。)
  画質はニコン純正より少し劣るようです。

・ケンコー 2倍テレプラスMC7 DG (レンズ構成5群7枚)
  このテレコンは、前機種(DGが付く前)はAF-SやVRには非対応でしたが、DGになって対応
  するようになったようです。
  デジタルテレプラスプロ300は50mm未満のレンズは動作対象になっていませんでしたが、
  このレンズは50mm未満の焦点距離を含むレンズでも装着出来ます。
  (デジタルテレプラスプロ300よりさらに前玉が引っ込んでいるのだと思います。)
  (テレコンの前玉と装着するレンズの後玉が近いほど高画質になります。このレンズはテレコン
  の中でも一番その距離が離れていると思われるので、画質的にはキビシイかな?)
  このテレコンが一番、対応レンズの多い機種だと思いますが、同1.4倍に比べ、AF動作する
  レンズは少ないので、注意が必要です。
  (旧MC7はVR70-200mmF2.8GではMFでも動作しないのでご注意ください。)
  画質はあまり期待しない方がよろしいかと思います。

▼3倍(AFは動作しません。)

・ケンコー テレプラスPRO300 (レンズ構成4群7枚)
    これはデジタルという名前がないことからもわかる通り旧テレプラスプロ300シリーズと同じ白い筐体です。
  さすがに3倍テレコンはかなりぼやけた感じの画質で、思いっきり劣化します。とってもキビシイですね〜。
  しかもどのレンズでもAFも動作しない上、ファインダーも非常に暗くなってMFでのピント合わせも
  かなり苦労しそうです。
  画質には目をつむるけど、とにかく焦点距離が欲しい人向けです。
  普通の人は手を出さない方がよさそうです。
 ということで、ニコンのVR70-200mmF2.8Gや長玉単焦点ユーザーは純正がおすすめです。
 シグマのAPO望遠レンズユーザーはやはりシグマのテレコンが無難です。
 その他のレンズで主に望遠レンズに使用するならケンコーデジタルテレプラスプロ300がイチオシです。
 広角も含む高倍率ズームレンズなどにも使用したいなら、ズバリ!一番対応範囲の広く、安いテレコンの
 テレプラスDGシリーズですね。(画質は若干劣るかもしれませんが・・・)


 倍率は最初にテレコン買うなら1.4倍の方がAF動作対象レンズも多いし、条件が良ければ、
 廉価なF5.6の望遠レンズにも使えるのでおすすめです。
 最近の各社の1.4倍テレコンは昔のテレコンに比べかなり画質もいいと思います。
 VR70-200mmF2.8Gユーザーなら純正1.7倍で間違いありません!
 (AF-S 300mmF4Dユーザーも純正1.7倍は選択肢に入ると思います。)
 2倍テレコンは1.4倍テレコンに比べかなり画質が落ちるし、メーカーによっても画質の
 ばらつきがあるようです。
 AF動作機種も限られるので、画質より焦点距離を優先する場合のみ、購入しても良いかと思います。
 3倍テレコンは暗い、AF動作しない、画質が悪い、の三重苦でおすすめしません。
 それから1.4倍と2倍を重ねて2.8倍相当にすることもできるのですが、これはあくまでも
 お遊びと考えてください。
 (それでもボディ側に2倍でその先に1.4倍を持ってきた方が、その逆より僅かに画質がいいようです(^_^;))

・テレコンのレビュー

★デジタル・テレプラス PRO300 ×1.4 (Kenko) 定価27,300円

テレコン単体 D70に装着 マウント面(レンズ側)

・主な仕様

 倍率:1.4倍、レンズ構成:4群5枚、露出倍数:2倍(絞り1段分)
 最大径:27mm、長さ:67mm、重量:132g、
購入年月日:2005年6月14日

・購入記

 テレコンもそのうち欲しいと思っていて、買うなら「一番汎用性のあるデジタルテレプラスPRO300
 の1.4倍がいいかな〜?」なんて頭の中で考えていたら、なんとケンコー光学ショップのアウトレット
 にて税込み13,650円で出ていました。
 2倍のものもあったのですが、1.4倍に比べて画質がかなり落ちるようなので、1.4倍にしました。
 (2倍だと露出倍数4倍がかかるので、F5.6クラスではF11相当になり、ファインダーも暗くなりそうだし、
 明らかにAFは効かないし・・・)
 ちなみに古い型の1.5倍のAFテレプラスSHQが税込み6,720円で、2倍のAFテレプラスMC7が
 税込み9,345円です。
 (両方ともSWM内蔵レンズやVRレンズには対応していません。AiAFレンズは使えます。)
 あと3倍のテレプラスPRO300が税込み15,750円です。
 (こちらはMFのみです。露出倍数も9倍と絞り3段分も暗くなります。)

 それで早速デジタルテレプラスプロ300の1.4倍を購入してしまいました。(^^ゞ

・使用感

 それで、今回購入したデジタルテレプラスPRO300はSWM内蔵レンズでは、ちゃんと露出倍数も
 合わせた数値がカメラに表示されます。(exifも記録される)
 しかし、SWMが内蔵されていない純正レンズや他社レンズでは、露出倍数の合成は行われて
 いないようです。(元のレンズの表示と同じです。実際は露出倍数かかります。)

 また、その影響で、絞り1段分暗くなるので、明るいレンズでないとAFが効かないと説明書に
 ありますが、実際F5.6のレンズでF8になります。
 本来、D70のAFセンサーは開放F5.6までしか対応していないのですが、 条件によっては、
 F8相当(開放F5.6で露出倍数2倍)でもちゃんとAFが効くようです。(スピードは若干遅くなります。)
 実際、ED70-300mmF4-5.6DでもAFは若干遅くなりますが、動作しました。
 暗い望遠レンズの200-400mmにも着けてみましたが、AFはかなり迷いました(^_^;)。
 しかし、280-560mmF8レンズ相当になり、テレ端では35mm換算で840mmという
 超々望遠レンズになりますね。

 次にタムロン90mmF2.8で試してみました。
 この組み合わせだと、カメラ内の表示は露出倍数はかかっていない表示になります。
 一応開放無限遠でF4相当になります。(126mmF4相当)
 画質は思ったよりはいい感じでした。
 さすがに90mmマクロと併用して近接撮影するには手持ちではかなり難しいです。

 ちなみに説明書には「50mmより望遠のレンズで使え」と書いてありますが、
 しかし実際は、50mm以下でも装着可能なレンズはたくさんあるようです。
 DX-Fisheye10.5mmにまで付けた方いらっしゃいますよ!
 DX18-70mmでもレンズ当たりませんでした。
 また、AF-S、VRにも対応しているので、VR24-120mmでは手ぶれ補正も効くし、重宝してます。
 他のメーカーのテレコンではこれだけ汎用性はないですね。
 (AF-SやVRはだめとか、AF-Sのみとか、望遠だけとか・・・)
 (どうやらケンコー製は交換レンズ側のレンズが少し奥目に付いているようで、これによって
  広角レンズでも装着できるようです。)


 純正だと高価なAF-Sの大口径望遠レンズにしか使えませんし、シグマのテレコンも同様に、
 同社製望遠レンズにしか取付け出来ないようです。
 それから、タムロンからも1.4倍テレコンを販売されているのですが、これが、実は
 デジタルテレプラスPRO300のOEMらしいです。タムロンブランドは海外向けの出荷が多いよいうです。

★デジタル・テレプラス PRO300 ×2.0 (Kenko) 定価31,500円

2倍テレコン単体 D70に装着 1.4倍と2倍テレコン 1.4倍×2倍=2.8倍テレコン?

・主な仕様

 倍率:2.0倍、レンズ構成:4群7枚、露出倍数:4倍(絞り2段分)
 最大径:51mm、長さ:67mm、重量:185g、
購入年月日:2005年6月21日

・購入記

 1.4倍テレプラスを注文してから1週間後には同じケンコー光学ショップでこの2倍テレコンも
 注文してしまいました。値段は税込み15,750円で安かったです。
 3倍テレコンも同額で売っていましたが、さすがに暗くなるのと、画質が非常に劣化するので
 買いませんでした。

・各レンズのテレコン装着画像

・VR70-200mmF2.8G
2倍テレコン装着 1.4倍テレコン装着
98-280mmF4相当
(35mm換算147-420mm)
2倍テレコン装着
140-400mmF5.6相当
(35mm換算210-600mm)
1.4倍+2倍テレコン装着
196-560mmF8相当
(35mm換算294-840mm)
・90mmF2.8MACRO
1.4倍テレコン装着
126mmF4相当
(35mm換算189mm)
2倍テレコン装着
180mmF5.6相当
(35mm換算270mm)
1.4倍+2倍テレコン装着
252mmF8相当
(35mm換算378mm)
・50mmF1.4D
1.4倍テレコン装着
70mmF2相当
(35mm換算105mm)
2倍テレコン装着
100mmF2.8相当
(35mm換算150mm)
1.4倍+2倍テレコン装着
140mmF4相当
(35mm換算210mm)
・24-60mmF2.8DG
1.4倍テレコン装着
33.6-84mmF4相当
(35mm換算50.4-126mm)
2倍テレコン装着
48-120mmF5.6相当
(35mm換算72-180mm)
1.4倍+2倍テレコン装着
67.2-168mmF8相当
(35mm換算100.8-252mm)
・200-400mmF5.6
1.4倍テレコン装着
280-560mmF8相当
(35mm換算420-840mm)
・70-300mmF4-5.6D
1.4倍テレコン装着
98-420mmF5-8相当
(35mm換算147-630mm)
・55-200mmF4-5.6DC
1.4倍テレコン装着
77-280mmF5.6-8相当
(35mm換算115.5-420mm)
・VR24-120mmF3.5-5.6G
1.4倍テレコン装着
33.6-168mmF5-8相当
(35mm換算50.4-252mm)
・DX18-70mmF3.5-4.5G
1.4倍テレコン装着
25.2-98mmF5-6.3相当
(35mm換算37.8-147mm)
・ぐぐっとマクロ120mmF4.5
1.4倍テレコン装着
168mmF6.3相当
(35mm換算252mm)

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