機材選びは楽しいね!■交換レンズ編
デジタルカメラグッズ情報


ここからは私の所有しているレンズのレビューです。

 (以下の中で、私の所有するレンズの撮影画像はギャラリーのページからリンクしていますので、
  併せてご参照くださいませ。)

●望遠ズームレンズ(望遠端実焦点距離が135mm〜300mm)

ちょっと遠くのものを大きく撮りたいときに便利ですね。遠近感をなくした圧縮効果も出せます。

私の所有する望遠AFレンズ達

★AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) (Nikon) 定価270,000円

VR70-200mm本体 フード、三脚座を
はずした状態
200-400mmとの
後玉比較
VR70-300mmと比較
D3に装着 D70に装着 D40に装着
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:105mm-300mm、レンズ構成:15群21枚、最短撮影距離:140cm、最大撮影倍率:0.21倍、
最小絞り値:22、絞り羽根:9枚、焦点調節:IF方式、フィルター径:77mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、
最大径:87mm、長さ:215mm、重量:1470g、
発売日:2003年3月、購入年月日:2005年12月29日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 70〜200mmズーム全域
開放F値 F2.8

・購入記

大口径望遠ズームは持っていなかったので、このレンズは是非ともラインナップに加えたかった
レンズでした。
念願かなってやっとこのズームを購入できました。

2005年も残り少なくなった年の暮れに、プリンタのインクを近所のキタムラに買いに行ったら、
なじみの店員がいたので、D200の予約状況を聞いてみたら、「当店だけでも、まだ予約が6人ほど
残っているので、新規予約は当分先でないと入荷しないのでは?」と言われました。
それで、「VR18-200mmはどう?」って尋ねたら、「こちらはもっと入荷数が少ないので・・・」
と言うことでした。
まあ「予想していた状況だな?」って思ったのですが、ついでに「VR70-200mmはいくらになるの?」
と聞いてみたら、店頭価格は22万円台でしたが、20万ぐらいとのことでした。
そこで、「たしかニコンは1年の内で仕入れ値を下げる月があったよね?」って言ったら、
「実は今月がそうなんです!」という答えでした。
「普段より5000円ぐらい下げている」とも言いました。(でも本当は5%だと思います。(^_^;))
そこで、「じゃあもっと安くなるよね」って突っ込んで見たら、「今月中のご注文ならお安くします。」
とのことでした。
それで、「いくらになるの?」と私が言ったら、「いくらぐらいがご希望でしょうか?」っていうから、
いくらまでなら出来るのか無言のプレッシャーをかけました。(^^ゞ
私はネット上で調べた価格では19万円台が最安値だったので、19万円ちょっとぐらいなら
払うつもりでしたが、そしたら店員がおもむろに電卓を叩き「では、189,800円では如何でしょうか?
ただし、今月中に注文を出して頂いて、現金払いのポイント無しになりますが・・・」というので、
「それならいつ入荷するの?来年?」ということで、早速、店員が電話したら
「メーカーに在庫がありますので、今、ご注文頂ければ、明日入荷します」
ということでした。「じゃあ黒をひとつ頼むよ!」ということで、注文しちゃいました。
本当はD200+VR18-200mmとちょっとだけ悩んだんですが、いづれはこのVR70-200mmを買う
ことになると思いまして・・・
そして一昨日、入荷したVR70-200mmを取りに行きました。
何しろ、私が1本のレンズで一番お金を出したのが、D70と一緒に買ったVR24-120mmの65,000円
でしたから、その3倍近い値段の高額レンズでした。
(これからは多分、これより高いレンズは買うことが無いと思いますが・・・)

いや〜でも念願の大口径望遠ズームを手にして、小さな幸せいっぱいです。(^^ゞ
まだ室内を少し撮っただけで、テスト撮影もしていないので、何とも言えませんが、持った感じ、
いいレンズなのは伝わって来ます。
室内で時計を撮ったら、200mmでシャッター速度1/15でもあまりブレていないのに驚きでした。

・使ってみた感想

VR70-200mmF2.8Gをはじめて使ってみて、同じカメラボディとは思えないくらい写りが違い、大変感動しました。
# まるで自分の腕が上がったかと錯覚してしまうほどの写りでした。(^^ゞ
# 当時メイン機のD70でもまだまだいけるっていう感じでした。

最初、このレンズで1日中撮っていたら、さすがに腕が疲れました。(^_^;)
# 翌日は腕の筋肉痛が・・・
でも、それ以降、重さに慣れたせいか、それほどのこともなくなりました。
# 今では、数時間、このレンズを提げて歩いても大丈夫になりました。

それから、このレンズちょっと長いので、以前のカメラリュックでは無理しないと入らないので、
結局、カメラリュックも買い換えてしまいました。(^_^;)

このレンズはシャープさと色のりの良さはとってもいいです! その上、ボケも綺麗です。

それからワイド側はかなり解像度も高く、100mm前後はこのレンズのおいしい焦点距離ですね。

AFもズームレンズの中では爆速なので、動体撮影にも向いていると思います。
# ズームレンズではAF合焦速度は最速な部類だと思います。
しかも、VRの付いて手ぶれ撮影も充分可能です。
暗い講堂や体育館でもF2.8ならISO800ぐらいでそこそこのシャッター速度は確保出来ます。
こういう場所では開放F5.6クラスの望遠レンズに比べて4倍のシャッター速度が可能なのはかなり大きなアドバンテージです。
# 私はさらに一脚を使って、こういう場所で撮ったりします。

また、開放付近でのボケ味はズームレンズの中ではピカイチです。
ポートレートレンズとしても使えると思います。
私は、このレンズを花撮りレンズとして活用しています。
そのおかげで、マクロレンズの出番がめっきり少なくなりました。

テレコンは1.4なら画質もそれほど落ちず、AF合焦速度も遅くはないと思います。
# さすがに2倍テレコンは画質がかなり落ちますので、私は使わなくなりました。
開放でもF4なので、F5.6クラスのレンズより倍のシャッター速度が切れるのはかなり優位だと思います。
運動会でも充分使えます。

このレンズは爆速AFとVRで屋外のスポーツ撮影はもちろん、F2.8の明るさで屋内のイベントに、
はたまた、大きなボケ味を活かした花撮り、ポートレートにも相性抜群です。
しかも、解像度の高い描画は風景の切り取りにも抜群の性能を発揮してくれます。
そういう意味で、VR70-200mmF2.8Gは、今では私にとっての万能レンズなんです。

このレンズを使ってみて、やっぱり大口径望遠ズームは写真愛好家には必携のレンズだと改めて感じました。
標準ズームレンズはやや暗くても、望遠レンズは明るいレンズを購入する方が撮影の幅が広がりますね。

★AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF) (Nikon)定価78,000円

レンズ単体 望遠レンズ3本比較 D40に装着 D3に装着
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:105-450mm、レンズ構成:12群17枚、最短撮影距離:150cm、最大撮影倍率:1/4倍、
最小絞り値:F32-40、絞り羽根:9枚(円形絞り)、焦点調節:IF(ニコン内焦)方式、フィルター径:67mm、
レンズフード:花形バヨネット式HB-36付属、
最大径:80mm、長さ:143.5mm、重量:745g、
発売日:2006年12月、購入年月日:2007年8月5日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 70〜74mm 75〜134mm 135〜179mm 180〜219mm 220〜300mm
開放F値 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6
・購入記
2007年夏に、当方掲示板の常連のある方に感化されて、念願のVR70-300mmを買っちゃいました。

資金はそれほどなかったので、このレンズを購入したら多分使うことがないだろう、お気に入りのレンズだった
ED70-300mmとDX17-55mm購入以来すっかり出番のなくなったシグマ24-60mmを売ることにしました。
行った店は馴染みの中野のフジヤカメラです。
#近所のキタムラは中古下取りはかなりシブイので、今なら査定10%アップキャンペーンをやっているフジヤにしました。

目的のVR70-300mmはフジヤカメラのオンラインショッピングでは56800円で定価の3割強の値引きだったので、
まずまずの値段なのかな?
# キタムラだと55000円ぐらいにはなりそうでしたが・・・
私の場合ニコンの純正レンズは3割引きを最低目標に置いています。
最高でニコンの社販と同じ35%引きの場合もありますが、この数字は滅多に出ないんですよね。
# まあレンズにも依りますが・・・

それで、フジヤに行く前に、下取りに出すレンズを清掃点検して、シグマの24-60mmは元箱、レンズポーチ、
説明書も完備しました。
ED70-300mmは元々フジヤカメラで中古AB品21000円で買ったので、特に箱や説明書はありませんでした。
WEBでの査定金額はシグマ24-60mmで上限16000円、AB品15000円でした。
同じくED70-300mmは上限14000円、AB品13000円でした。
私の24-60mmも元々はキタムラの中古品31500円だったんですが、これは最低でもABランクは行くだろうと目論んでいました。
ED70-300mmはかなり使い込んで、鏡胴に傷も数カ所あったので、AB-品かB品クラスだと思いました。

さて実際にフジヤに行って、「査定お願いします。」と中堅の店員をつかまえて、言いました。
この日は平日だというのに結構、店は混んでいました。

「わかりました。査定には5〜10分お待ち下さい。」ということだったので、ニコンの中古レンズやカメラボディを眺めていました。
憧れの18mmF2.8Dは7万円台後半でAB品がありました。
あと目に付いたのはVR70-300mmやVR18-200mmの中古が結構ありましたが、A品だと新品と5千円ぐらいしか違いが
なかったですね〜。
ちょっと興味のありシグマ24mmF1.8が29800円でありました。
望遠系の単焦点はあまりなかったです。
# 数十万円の大口径の単焦点は結構揃ってありましたけど・・・
1.7倍純正テレコンが29800円だったのが印象に残ったかな。
# 以前は33000円ぐらいが相場でした。
シグマやタムロンの18-200mmもたくさんありましたね。

私の欲しいMicro60mmやAi45mmF2.8P、Ai28mmF2.8Sの中古在庫は残念ながらありませんでした。

ボディはD200とD40・D40x、D70系がかなりの数ありました。
D2Xが3台ぐらい、D2HやD1系はなし、D100が1台ありました。
SPro系はS1Proがかなりの数ありましたね〜。
29800円〜39800円くらいでずらりと並んでいました。
さすがにF60ボディだと使えるレンズも限られてしまい、手が出ないですね〜。
#F80ボディのS2Proがそのくらいの値段になったら、ちょっと欲しいかも?
それからS3Proはなかったかな?
S5Proはそこそこの数がありました。18万円台が多かったかな?

フィルムボディはF5とF100の値段の差があまりなかったですね〜。
F4がその下の値段でした。
F、F2、F3も数台づつありました。
まあ他のフィルムボディもそれなりに数がありましたけど・・・

そんなこんなしているウチに査定が終わったようで、名前を呼ばれました。
査定中は私が中古レンズ選びの時にやっているようなことをしてました。(^^ゞ
またフィルムカメラ(フィルムは空)でファインダー覗いたりシャッター切ったり、デジタルカメラでの試写もしてましたね。

結果は「24-60mmはゴミの混入もなく大変綺麗なので、上限価格16000円にさせて頂きます。」
「ED70-300mmはかなりお使い頂いたようなので、1万円ということでお願いします。」
ED70-300mmmは予想より1000〜2000円安かったです。まあしょうがないか・・・
ここで、重大なことに気が付きました。
ED70-300mmのレンズフードHB-15を自宅に忘れてきてしまいました。
# それがあれば1000円ぐらいアップしたかも?

ということで、合計26000円の買取り10%&アップキャンペーン期間中なので、
さらに+2600円の28600円になりました。
VR70-300は丁度在庫があったので、56800円の差額28600円から、上記の下取りのポイント780円分をさらに使って
27420円になりました。
このレンズの箱が結構大きいのにビックリしました。
テスト撮影したところ、ED70-300mmm以上の解像度があるのにまたまた驚きました。
そしてVRIIの効き具合も予想どおりでした。
・使ってみた感想
最初に使ってみた実感では、太い重い!(^^ゞ
フードが花形になって大きいです。HB-15より遮光性はよくなりました。
(でも銀塩にも使えるレンズなのでデジタルでは遮光性はもう少しかな?)

写りはED70-300mmF4-5.6Dがスペックには表れない、描画の良さとか、よい写真が撮れたりとかの印象があり、
本当に気に入っていたレンズだったので、手放すのも本当に躊躇したぐらいでした。
でもこのレンズで実際してみて、ED70-300mmF4-5.6Dより解像感の高い感じです。

ED70-300mmF4-5.6Dのボケ味も好きだったんですが、VR70-300mmはさらに円形絞りになってより美しいボケ味になりました。
色のりもED70-300mmF4-5.6Dはかなりコッテリ目でしたが、それにに負けず劣らずいいです。
# S5Proとの相性も抜群です。

VR70-300mmF4.5-5.6Gの方が、望遠端でもシャープさはED70-300mmF4-5.6Dをやや凌いでいます。
ED70-300mmF4-5.6DはEDレンズを使用していた割に色収差も出ましたが、VR70-300mmF4.5-5.6Gは
それより少しいいような印象です。

ED70-300mmF4-5.6Dは手持ち撮影だと晴れた日の昼間のシャッター速度が稼げる時限定でした。
#  夕景・夜景、天気の悪い昼間は三脚を使うことが多かったです。
ちょっと曇った天気や日没前の夕方などED70-300mmF4-5.6Dレンズで全滅したような条件での撮影でも、
VR70-300mmでは何枚か撮ることが出来、改めてVRIIの効果の凄さを知りました。
# 4段分の補正効果のVRIIは伊達じゃあないです。

ということで、ED70-300mmF4-5.6Dの手持ちではブレブレ写真量産でしたが、VR70-300mmは充分手持ちで
35mm換算450mmの画角が使えるのは嬉しいですね〜!
それからVRのおかげで以前より絞れるのがいいですね〜。
★VR70-300mm修理顛末記

2007年8月上旬にフジヤカメラで新品のこのレンズを購入したのですが、9月中旬にこのレンズで中秋の名月を撮影した時に、
ピントリングの作動不良に気がつきました。
ピントリングを回しても無限遠側と近接側の間で、距離目盛り窓の表示が止まってしまい、両端の距離でのピントが
合わなくなりました。
もちろんAFも中間地点で止まってしまい合焦不能になります。
SWMもなんだかおかしい・・・?

そういう状態を半月ぐらい経過しても治らないので、10月9日の午前中に新宿のLタワーにあるニコンのサービスセンターに
持ち込みました。
# フジヤカメラ経由だと時間がかかりそうなので・・・

サービスセンターに着いて、いつも通り、修理受付の整理券を取って、15分ぐらい待って、私の番になりました。
(その日は比較的空いていました。)
担当の人に上記症状が出ると説明して、実際手動で距離環を回して見ました。
不具合の確認の為、また10分ぐらい待って名前を呼ばれ、修理になる旨を言われました。
保証書は一応持っていきましたが、このレンズは前年12月発売で、まだ発売より1年経っていなかったので、
特に提示は求められませんでした。
# 伝票にはしっかり補償内とありました。
私は、時間がないので、修理完了後に自宅に送ってもらうように頼みました。
そこでまた伝票を起こしなおしたみたいです。

完了予定は10月18日頃と言われましたが、実際には10月12日に修理完了して、10月15日にヤマト運輸便で
自宅に戻ってきました。
修理した場所は神奈川県横浜市鶴見区生麦2-2-26にあるニコン横浜ロジスティックスセンター内の
ニコンカメラ販売株式会社サービス部修理センターでした。

納品書に書かれた内容を下に記します。
---------------------------------------------------------------------------------------------
お客様ご指定内容:距離環動作不具合、各部点検

処置内容:
 距離環動作不具合のため距離環部の部品を交換いたしました。
 レンズマウント曲がりのため部品を交換いたしました。
 AF動作不具合のためAF駆動部の部品を交換いたしました。
 防振機構動作不具合のため防振機構部の部品を交換いたしました。
 各部動作確認及び各精度の点検をいたしました。

交換部品:
1C999-429 3郡部組
1C999-427 SWMユニット
1K631-732 後側固定筒
1K404-175 バヨネット
1K631-739 1群筒
1B100-968 G2-G3部組
# すべて個数は各1、単価0、金額0となっていました。

「ご請求額」は修理工料、部品代、運送料もちろん0円です。
---------------------------------------------------------------------------------------------

SWMや距離環の交換は予想してましたが、VRユニットやレンズ各群の鏡胴も交換になっているとは予想しませんでした。
それよりレンズマウント曲がりにはビックリしました。
今まで全く気がついていませんでした。
マウント部の部品までそっくり交換になっています。

一番外側の鏡胴と各レンズ以外はほとんど総取っ替え状態になっていますね〜。
# しかし、今までよくそんなレンズ使ってたな〜!バキッ!!☆/(x_x)
# まあ、このレンズではテスト撮影ぐらいしか使って無かったんですが・・・

今回の修理は持ち込みで、自宅返送という経過でしたが、6日後届いたのはまずまず早い対応だと思いました。

★AF-S DX Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G (Nikon) 定価40,000円

レンズ単体 附属フード装着 DX18-55mmと
ダブルズームキット
シグマ55-200mmDCと比較
D40に装着 さらに附属フードを装着 一番鏡胴を伸ばした状態 S5Proに装着
・このレンズでの作例はこちらです。
・主な仕様
DX機装着時35mm換算焦点距離:82.5-300mm、レンズ構成:9群13枚(EDレンズ2枚)、最短撮影距離:95cm、
最大撮影倍率:1/3.5(=0.286)倍、最小絞り値:22-32、絞り羽根:9枚(円形)、焦点調節:前群繰り出し方式、
フィルター径:52mm、レンズフード:HB-35(附属)、最大径:68mm、長さ:79mm、重量:255g、
発売日:2005年6月17日、購入年月日:2008年9月18日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 55〜59mm 60〜69mm 70〜84mm 85〜111mm 112〜144mm 145〜174mm 175〜200mm
開放F値 F4.0 F4.2 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6
・購入動機と購入記
さて、D40レンズキット(シルバー)を2008年7月に購入以来、軽くて小さいので、便利に使っていましたが、
やっぱりこのD40に合う小さな望遠レンズが欲しくなりました。

望遠ズームはD40でもAFが動作するレンズはVR70-200mmF2.8G,VR70-300mmF4.5-5.6Gを持っているのですが、
D40で手軽に望遠撮影するには大きくて重いレンズなのです。
コンパクトな望遠ズームレンズだとシグマ55-200mmF4-5.6DCを持っていますが、残念ながら、私のはD70と一緒に
購入した最初期型なので、レンズ内にモーターは内蔵されていませんので、D40ではAFが使えないんです。(;_;)
 (シグマ55-200mmDCは後に超音波モーターを内蔵したHSMタイプや通常のDCモーターを内蔵したモデルが
  発売されています。)

そこで、普通ならダブルズームキットIIのセットレンズになっているVR55-200mmを購入すると思うのですが、
このVR55-200mmはブラックモデルしか発売されていないんです。
私のD40はシルバーモデルで、この色がとても気に入ってしまい、よく使う単焦点もシルバーモデルのある超軽量薄型の
Ai45mmF2.8Pを中古で買ってしまったぐらいなんです。(^^ゞ
だから、D40用の望遠ズームもシルバーカラーのレンズが欲しくなりました。
そうすると選択肢は旧ダブルズームキットのセットレンズであるAF-S DX Zoom Nikkor ED55-200mmF4-5.6G
(以下文中DX55-200mmと略す)しかないんです。

D40購入時、旧ダブルズームキットのシルバーも探したのですが、既にどこも在庫切れかあってもとっても高額だったので、
諦めて、レンズキットのシルバーを買ったのでした。
そのとき、後からシルバーのDX55-200mmの中古を買おうと目論んでいました。

この焦点距離なら、昼間屋外ではVRがなくても今まで、そんなに困らなかったので、あえて「VRなしでもいいかな〜」
と思っていました。
それからVR55-200mmとはその他にいろいろ相違点があり、VR機能以外はこのDX55-200mmの方がよさそうだったのも
大きな要因です。(特に最大撮影倍率やEDレンズの使用枚数、絞り羽根の枚数、色のりのよさなど・・・)
# まあ、なんと言ってもVR55-200mmより軽くて小さいのがいいです!!

そこで、中古DX55-200mmシルバーを探したのですが、これが案外ないんですよね〜。
中古玉ではVR55-200mmが圧倒的に多く、あってもDX55-200mmのブラックという状況でした。
DX55-200mmシルバーモデルの新品は一番安いところで26,800円もします。
# 一時、VR55-200mmが発売された直後はDX55-200mmは新品16,800円だったんですよね〜。
DX55-200mmブラックの中古なら9,800〜12,800円が相場でしたので、シルバーもこのくらいの値段で探しました。

頻繁にネットの中古店でこのレンズの出物を探す事、2ヶ月、ようやく見つけました!
あったのは、マップカメラの中古祭りでした。値段は12,800円でした。
状態は美品クラスで、元箱を含めた付属品もすべて完備、あまり使用されていなさそうな出物でした。
ネットで即クリックして購入したのは言うまでもありません!

注文した翌日の午前中に、宅配便で到着しました。
早速、箱を開けると、ほとんど使用感のないレンズでした。
レンズ内に傷やホコリもありませんでした。鏡胴のズームリングのラバーに若干のホコリが付着していたぐらいです。

D40に付けてみたら、やっぱりシルバーのDX55-200mmはピッタリなカラーリングでした!
# これでシルバーレンズ3本目・・・
フィルターもケンコーのデジタルカメラ用MCプロテクターの銀枠を注文しちゃいました。バキッ!!☆/(x_x)
ただ、附属花形フードが黒なのが、ちょっと・・・(見慣れればそんなに悪くないですが・・・)
# 銀に塗っちゃおうかな?
・各社55-200mmF4-5.6ズームレンズとの比較
ニコンDX55-200mm ニコンVR55-200mm シグマ55-200mmDC タムロン55-200mmDiII
レンズ構成 9群13枚 11群15枚 9群12枚 9群13枚
低分散レンズ
使用枚数
2枚(EDレンズ) 1枚(EDレンズ) 未使用 1枚(LDレンズ)
絞り羽根枚数 9枚(円形) 7枚(円形) 8枚 9枚
最短撮影距離 95cm 110cm 110cm 95cm
最大撮影倍率 1/3.5倍 1/4.4倍 1/4.5倍 1/3.5倍
手ぶれ補正機能 なし あり なし なし
レンズ内モーター
の有無
あり(SWM) あり(SWM) なし(HSMやDCモーター
内蔵モデルがある)
なし
重量 255g 335g 312g 295g
最大径 68mm 73mm 72mm 71.6mm
長さ 79mm 99.5mm 87.5mm 83mm
フード 附属(花形) 別売(丸形) 附属(丸形) 附属(丸形)
フィルター径 52mm 52mm 55mm 52mm
定価(税別) 40,000円 45,000円 25,000円 29,000円
デジタル一眼レフカメラのエントリー機では18-55mmという焦点距離域の安価な標準ズームレンズがカメラボディと
セットになっていることが多く、それに合わせて望遠ズームレンズは55-200mmが発売されているケースが多い。
この2本のズームレンズで焦点距離域が18-200mm(35mm換算27-300mm)と一般的に普段よく使う画角を
ほぼカバーして、入門レンズには最適なセットになっている。
# それ故に、この2本でダブルズームキットを構成してボディと一緒に発売するケースが多い。
# ちなみに銀塩フィルム時代は35mm一眼レフ入門機に28-80mmと70-300mmのレンズセットが多かった。

さて、ニコンマウント用のこの焦点距離(55-200mm)のズームレンズは、最初にシグマから2003年11月に発売された
初のデジタル専用望遠ズームレンズである55-200mmF4-5.6DCでした。
これは、 キヤノンの初代KISS Digital(同年9月発売)に合わせて、キヤノン、ニコンマウントモデルが発売された恰好だった。
# 同レンズのニコンマウントは翌年3月に発売になったD70用に結構な数が売れたようです。私も買いました。(^_^;)

2007年7月にはD40系用に超音波モーター(HSM)を搭載した後継レンズが発売され、2008年9月には超音波モーターから
普通のDCモーターに変更され、さらに低価格化を図り、現在に至っています。

一方、タムロンからは2005年12月下旬になって、ようやく同じ焦点距離のデジタル専用望遠ズームレンズ(ニコンマウント)の
AF 55-200mm F/4-5.6 Di II LD MACRO (Model A15)が発売されている。
# レンズ枚数や最短撮影距離、最大撮影倍率、絞り羽根枚、円形絞りの採用などDX55-200mmと同じスペックなのが、
# 注目するところです。但しタムロンはモーター非搭載で低分散(LD)レンズ1枚という違いがある。

ニコンはタムロンより前の2005年6月17日にAF-S DX Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(以下DX55-200mmと略す)
が発売されている。これはD50のダブルズームキットとして同年発売された。
# 後に、D40発売時にダブルズームキットとしても発売

その後、待望のシャッタースピード約3段分のブレ軽減効果を発揮する、手ブレ補正(VR)機構を搭載した
AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)(以下VR55-200mmと略す)が2007年3月29日に
D40xダブルズームキットとしてD40xボディと同時発売されている。
# 3ヶ月後にD40のダブルズームキットIIとしても発売され、さらに2008年にD60のダブルズームキットとしても発売されている。

さて、この純正DX55-200mmとVR55-200mmを比較すると・・・

相違点は
手ぶれ補正(VR)機能の有無が一番の相違点です。
次にDX55-200mmの方はその分レンズが2枚少ないが、EDレンズはVR55-200mmに比べ1枚多く使用されている。
またDX55-200mmは絞り羽根が9枚とVR55-200mmの7枚に比べある程度絞ってもより円に近い綺麗なボケの形に
なりやすい。
それからDX55-200mmの方は最短撮影距離が15cmも短く、その分、撮影倍率もVR55-200mmの1/4.4倍に比べ
1/3.5倍と大きく被写体を写すことが可能。
重量はVR55-200mmは80g重い。DX55-200mmの255gは小型標準ズーム並に軽い
また、全長も2cm以上DX55-200mmの方が短い。
細かな事では、DX55-200mmの附属フードは花形になっている。VR55-200mmの方は丸形(筒形)
両者の定価は5千円差だが、実売はほとんど変わらないくらいである。
尚、DX55-200mmにはシルバーモデルもある。(VR55-200mmはブラックのみ)

共通点は
・55-200mmという望遠効果の高い焦点距離範囲をカバー(35mm判換算では約82.5-300mm相当)した3.6倍ズームレンズ
 (姉妹品DX18-55mmとの併用で、焦点距離18mmから200mmまでをカバー)
・新開発の小型超音波モーター(SWM)の採用により、静粛性に優れたオートフォーカス動作
・ニコンデジタル一眼レフカメラの性能を最大限に発揮させる光学設計のDXフォーマットデジタル専用レンズ
という点が挙げられる。

次に、私の持っているシグマ55-200mmF4-5.6DCとDX55-200mmの比較では、
レンズ構成が9群12枚とシグマ55-200mmDCが1枚レンズが少ないです。
また絞り羽根はシグマ55-200mmDCが8枚絞りで、非円形タイプです。最短撮影距離が1.1m、最大撮影倍率1/4.5と
VR55-200mmに非常に近いですね。
尚、シグマ55-200mmDCの方は低分散レンズ等の特殊素材は使用していません。
私の持っているシグマ55-200mmDCは初代レンズなので、レンズ内にモーターは内蔵していません。
フィルター径は55-200mmDCがワンサイズ大きい55mm、レンズ鏡胴も本レンズより若干大きめです。
# それでもかなりコンパクトな望遠ズームレンズですが・・・
重さは55-200mmDCの方が55g重いです。
フードは55-200mmDCは花形では無くVR55-200mmと同じ円筒型です。
・使ってみた感想
まずは、なんと言ってもその軽さと大きさです。レンズキットのDX18-55mmとほとんど変わらない(50g差)重さは驚きです。
大きさもDX18-55mmよりちょっと長いだけで、非常にコンパクトなので、すっかり気に入ってしまいました。
# 望遠端にズームすると3段構造でかなり伸びますが・・・
いままで、単焦点並に小さく軽かったシグマ55-200mmもちょっとした旅行や外出時に重宝してましたが、これをさらに
上回る軽さと大きさにホント単焦点並です!
(S5Proでスナップに愛用している24mmF2.8Dより軽いです。)

ただ、鏡胴の作りはいかにもプラスティック製っていう質感で、やわい感じです。
マウントももちろんエンプラ製です。
# まるでオモチャのレンズみたい・・・
ピントリングはDX18-55mmと同じく、先端に申し訳なさそうに小さくギザギザのリングが付いているだけですので、
MFの操作性は最悪です。
# この点はシグマ55-200mmDCの方が優れています。

それから、AFはお世辞にも速いとは言えません。
まあシグマの55-200mmDCでD70のカメラ内モーター駆動させたのとあまり代わり映えしないかも?
ただ超音波モーターなので、静かなのは確かです。
内蔵のSWMはキットレンズのDX18-55mm同様に小型タイプなので、MAモードは使えません。
# この小型SWMも壊れやすいみたいです。気を付けないと・・・

それで、早速、テスト撮影してみて、ビックリ!!
「なんだ〜このボケは〜!!」とうなり声上げてしまいました。(^^ゞ
ボケの形は9枚の円形絞りで非常に整っていて、2線ボケもなく綺麗な丸ボケなんです。
特に望遠端での近接撮影時はそれなりのボケ量になるので、綺麗なボケが堪能出ます!
シグマ55-200mmDCは8枚絞りでしたが、あまりボケの形やボケ味は個人的に好みではなかったのです
でもこのDX55-200mmのボケはVR70-200mmに近い美しさでした。(開放でのボケ量は違いますが・・・)
このボケを活かして、さらに接写リング(ケンコーユニチューブ25)を使ってみたら、さらにマクロレンズ並な写りでした。

細かい所を見れば、望遠端で糸巻き型、が若干出ますが、私はあまり気になりません。
色のりは非常にいいです。色がアンバーっぽいシグマの55-200mmDCとはかなり違います。
レンズの中央の解像度も文句ありません。(周辺は若干落ちますが・・・)
鏡胴が小さいので周辺減光を心配しましたが、それも案外大丈夫な感じです。

これから秋のコスモスの撮影や冬の夜景、春のチューリップ・ポピー撮りに楽しみなレンズです。
# ちなみにシグマ55-200mmDCは中古売値で3000円ぐらいなので、下取りは1000円以下と予想されるので、
# 売らずに手元に残してあります。さすがに非純正の下取り査定はキビシイですね。

★AiAF Zoom Nikkor 70-210mm F4D (Nikon) 定価69,000円

レンズ単体 HN-30を装着 S5Proに装着 D40にHN-30と供に装着
D3に装着 私の所有する200mm
クラスのズームレンズ
VR70-300mmと比較 VR70-200mmと比較
・このレンズでの作例はこちらです。
・主な仕様
DX機装着時35mm換算焦点距離:105mm-315mm、レンズ構成:9群13枚、最短撮影距離:150cm(マクロモード時110cm)、
最大撮影倍率:1/3.9(=0.256)倍、最小絞り値:32、絞り羽根:7枚、焦点調節:前群繰り出し方式、フィルター径:62mm、
レンズフード:HN-24(別売)、最大径:76.5mm、長さ:156mm、重量:760g、
発売日:1986年4月、購入年月日:2008年8月19日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 70〜210mmズーム全域
開放F値 F4.0
・このレンズの歴史
このレンズはニコン初のAF一眼レフカメラのニコンF-501とほぼ同時(1986年)に発売された最初期のAFレンズです。
全長156mm、最大径76mm、重さ760gとやや重く、大きかったかった(F4通しを考えれば許容範囲だと私は思いますけど・・・)
のが不評で、僅か1年半でディスコン(製造完了品・カタログ落ち)になり、望遠端開放F値を1段暗くF5.6とし、170gほど
軽量化した後継のAF70-210mmF4-5.6というレンズが1987年12月に発売になりました。
# でも1993年にそのAF70-210mmF4-5.6がDタイプ化された時、重さが15g増えた。

従ってこのAF70-210mmF4Sは生産本数は非常に少ないレンズとなっていて、中古でも滅多にお目にかからない
レアな一品となりました。

その後、70-210mmF4-5.6から300mmズーム時代になり1989年にはAF75-300mmF4.5-5.6S、
1998年にはDタイプでEDレンズを使ったAF70-300mmF4-5.6Dと続いていきます。
現在はVR化されたVR70-300mmF4.5-5.6Gがニコンのスタンダードな望遠ズームとなっています。
# 200mmズームではエントリークラスのDX55-200mmF4-5.6Gシリーズも現在ラインナップされています。

このレンズの源流を遡れば1970年のオートニッコール80-200mmF4.5ではないかと思います。
# それ以前にもニコンの最初のズームレンズであるオートニッコールテレフォトズーム80-250mmF4-4.5が
# 初代ニコンFと同じ年の1959年に発売されています。
# 有名な43-86mmF3.5は1963年発売ですからそれより遡ること4年も前ですね〜。

さて、その後、Ai化されて1977年にAi80-200mmF4.5となり、1981年には開放値もやや(1/3段)明るくなり
Ai80-200mmF4Sとなりました。

AF70-210mmF4の直系の祖先は1982年に発売されたシリーズEズーム70-210mmF4だと思われます。
# 「シリーズE」は安価な入門機のニコンEM用に開発されたレンズ群で、Ai-Sに準拠しているけど、
# エンプラボディでコスト低減をはかり、カニ爪はなく、後付も出来ない仕様となっていた。
# 故にニッコールの名は付けて貰えなかったレンズ群だった。
このシリーズEの70-210mmF4は当時は値段の割に写りもよく結構な人気を博していたようです。

# 余談ですが、MF一眼レフ時代は200mmと言えば、立派な望遠レンズでした。
# 当時はズームレンズは大変高価だった(描画性能も単焦点レンズに劣っていたこともあります。)ので、
# 普通の人はカメラと一緒に安い50mmぐらいの単焦点レンズを買うことが多かったようです。
# そこで、次に買うレンズが広角なら35mm、望遠なら135mmというパターンが多かったようですね。
# つまりは望遠レンズと言えば、135mmぐらいが一番定番だったんですよね〜。
# (今のDXフォーマットのデジタル一眼レフ機で言えば90mmレンズで撮った画角と同じです。)
# 当時はまだまだレンジファインダー機を持つ人も多く、望遠レンズの認識では105mmとか135mmがというのが
# 多かったようです。
# レンジファインダー機はミラー機構がない分、一眼レフより広角レンズは作りやすかったがのですが、
# 逆に望遠レンズは135mmぐらいがせいぜいだったこともあります。
# その分、皆、自分の足で被写体に寄って撮っていたんですよね。
# 当時は300mmは超望遠レンズと言われていて、普通の人が気軽に持つレンズではなかった感じでした。
# AF時代になり300mmズームレンズが流行りはじめて、ポピュラーな望遠レンズとして、
# Wズームセットとかで売られるようになりました。
・購入動機と購入記
キヤノンには17-40mmF4L、24-105mmF4L、70-200mmF4L ISなどのいわゆるF4通しのレンズがあり、
描画性能もかなりよいらしいので、ニコンにもそのようなレンズがあれば重くて大きいF2.8通しのレンズより
持ち歩きが楽でいいな〜と以前より思っていました。
チューリップなどの花撮りではVR70-200mmF2.8Gをいつも1/3〜1段絞ってボケを活かして使ってました。
それを気軽に代用出来ればと考えていました。

現在までニッコールAFズームレンズでF4通しのレンズはDX12-24mmF4GとVR200-400mmF4Gの超広角と超望遠の
両極端しかありません。
# MFレンズではAi25-50mmF4SやAi80-200mmF4S、それとこのレンズの前身であるシリーズEの70-210mmF4がありました。
# (その他にはAi200-400mmF4とAuto85-250mmF4もありましたね。)
# MFズームはF3.5通しやF4.5通しが多かったですね。

そんな中でAF70-210mmF4Sのことがアスペクト社の「Nikonレンズのデジタル描写」というムック本に掲載されていて、
大変興味を持ちました。
何せAF最初期のレンズなので、現在のデジタルレンズと比べれば機能は見劣りしますが、
描画性能はそこそこ使えそうに感じました。

そこで、このレンズを中古で探してみたけれどなかなか見つからないんですよね。
上に書いた通り、生産本数が少なかったようで、中古市場でもあまり見かけません。
後継レンズの70-210mmF4-5.6SやそのDタイプはたくさん有るんですけど・・・

それでもネット上で半年ぐらいチェックしていて、偶然にも2008年8月中旬に見つけてしまいました。
店はキタムラの大阪地区にある店舗でした。
一応、B品になっていましたが、ホコリ以外はコメントがありませんでした。
早速、注文を入れ、2日後に近所のキタムラの店舗に届きました。

店まで自分のS5Proをを持っていき、それに装着して試写してみました。
機能的には、無限遠や近接でも問題なくAF動作しました。
AFレンズなので、もちろんCPUも内蔵していて、すべての露出モードが使えます。
絞り羽根の動きや油の滲みだし等もありませんでした。
ズームリングやフォーカスリングも特に違和感なく動作しました。
レンズ内には若干埃が混入してましたが写りには全く支障はありません。
カビやクモリ、バルサム切れもないもようです。
外装はレンズ鏡胴の下部に若干のスレがありますが、普通に見る限り全く目立ちませんでした。
実際、見た感想では30年も前に発売されたレンズとは思えない外装の綺麗さでした。
このレンズには昔の筒型の皮のレンズケース(CL-35A)に入っていました。
# さすがにこのケースはボロボロでしたけど・・・

購入金額は税込み14,800円でした。
まあ、よい買い物だったかな?
# 後継の70-210mmF4-5.6Dでも12,000円ぐらいする中古もありますから・・・
・使ってみた感想
まず、大きさや重さは私の持っているVR70-300mmとさほど変わらない感じです。
(70-210mmの方が僅かに鏡胴が長くて、細い)
愛用しているVR70-200mmF2.8Gに比べたら重さで約半分、長さで3/4ほどになります。
# 重量級のDX17-55mmF2.8G&VR70-200mmF2.8Gのコンビに代わって、最近ではタムロン17-35mmF2.8-4Di、
# 35-70mmF2.8D、70-210mmF4Sのトリオが軽くて小さいので出番が増えてます。

さて、このレンズは何回も書いている通り、ニコンのAF一号機のF-501とほぼ同時発売されたレンズなので、
機能的に現在のVRレンズに比べかなり見劣りします。
# もちろん内蔵モーターも手ぶれ補正機能もありません!

まず、AFは前群繰り出し式なので、前玉が回ります。PLフィルターなんか着けると非常に面倒です。
AF速度もこの方式ではジーコジーコとうるさくて、遅いです。

ズームリングに比べフォーカスリングも、幅が狭くちょっと操作しにくい感じです。
# DX55-200mmF4-5.6Gほどではないですが・・・

一方、ズーム操作は快適な感じです。
広角端から望遠端まで半周近い回転角がありますので、素早い両端への移動は僅かに時間がかかりますが、
微妙な焦点距離の設定はやりやすいです。
しかも、インナーズームなので、ズームしてもレンズが繰り出さず、全長が変わらないのがいいです。

画質についてはまだテスト段階ですが、色のりは控えめな感じです。
ボケはそれほど悪くないように思います。

近接撮影はマクロスイッチも無くシームレスにマクロ域に移動出来ます。
ズーム全域で最短撮影距離1.1mなので、被写体にかなり近づく事が出来ます。
# ちなみに最短撮影距離でもAFが使えたりします。

周辺減光はDXフォーマット機ではレンズ中央のみの使用なので、ほとんど気にならないです。
コントラストは若干低いですが、開放絞りでもそこそこシャープに写ります。

歪曲収差は広角端で若干樽型が、望遠端で僅かに糸巻き型が出ますが、DXフォーマット機で目立ちません。
EDレンズは使用されていませんが、軸上色収差は思ったより少なかったです。

このレンズの欠点としてよくあげられるのが、逆光に弱いということですが、コーティングは
NIC(ニコン・インテグレーデット・コーティング)以前のマルチコーティングと思われます。
従って、逆光時はゴーストやフレアは発生しやすいかも?

それから、このレンズ用の別売フードHN-24は比較的浅めなので、あまり効果がないのも逆光に弱い原因の
ひとつではないかと思っています。
そこで、DXフォーマット機用に深いフードがないか探したら丁度良さそうなフードがありました。
それは同じ62mm径のねじ込み式のマイクロ200mmF4用のHN-30です。
早速、近所のキタムラに注文して、このレンズで試してみました。
最初に実物を見たとき、フードはかなり深いので、もしや広角ではケラレるかと思ったのですが、
広角端の無限遠及び最短撮影距離での近接撮影でもケラレはありませんでした。

さて、このレンズを実際使ってみると、その重さや大きさは、VR70-200mmF2.8Gより遙かに気軽に撮影出来る感じです。
# まあF4-5.6クラスの200mmズームに比べたら重くて長いんですが・・・

それから、望遠端200mmでF4だとそこそこボカすことが出来るので、花撮りでも使えそうです。
やはりF4通しのズームは使いやすいですね。

ニコンもこのレンズをリニューアルしてVRIIとSWMを搭載し、ナノクリスタルコートを施して出せば人気レンズになると思うんですけどね〜。
# 重量は800g以下で、税込み実売11万台円ぐらいならかなり売れると思いますが?


★AiAF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D(IF) (Nikon) 定価52,000円 (2007年8月フジヤカメラに売却)

レンズ単体。 D70装着時 望遠端にズームした状態
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:105-450mm、レンズ構成:9群13枚、最短撮影距離:150cm、最大撮影倍率:1/3.9倍、
最小絞り値:32、絞り羽根:9枚、焦点調節:回転繰り出し方式、フィルター径:62mm、レンズフード:丸形バヨネット式付属、
最大径:74mm、長さ:116mm、重量:505g、
発売日:1998年3月、購入年月日:2004年4月19日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 70〜74mm 75〜129mm 130〜164mm 165〜199mm 200〜239mm 240〜269mm 270〜300mm
開放F値 F4.0 F4.2 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6

・購入記

このレンズは中野のフジヤカメラで35mmF2Dと50mmF1.8Dの中古を買いに行ったら、たまたま在庫を見かけてしまい
ました。それでこのレンズを見せて貰おうかと、思った矢先に店員がガラスケースを開けて、このレンズを取り出し、
携帯電話で何やらやりとりをしてました。 良く聞くと、どうやら、電話で在庫状況を確認してきたお客のようで、
レンズの外観や傷、ホコリ、ヤケなどの事をいろいろ聞いていたようでした。
「見つけた瞬間店員に声を掛ければ良かったかな?」と後悔したり、「これは先を越されたか」と思って、
電話中、いても立ってもいられない思いでした。(^_^;)
やはり欲しいと思ったものが、取り上げられ、なおさら欲しくなったりしますね(^^ゞ
その長い何分か後に、電話での商談が終わったようで、その直後にその店員に「これ売れましたか?」って速攻で
聞きました。そうしたら、「大丈夫ですよ!」との返事でした。どうやらかの電話のお客は購入を見合わせたようでした。
そしてすかさず「これくださーい!!」って言いたいのを抑えて「このレンズ見せてもらえますか?」
と冷静な判断に戻りました。
レンズをよく見ると小さなホコリが入っていましたが、撮影には影響なさそうでした。
またレンズ外観は少し使い込んだ後はありましたが、まずまずな感じでした。
そしてついに「じゃあこれ貰います。」とおもむろに店員に伝えた私でした。

結局、このレンズは中古AB品ということで、購入金額は税込み21,000円でした。(いい買い物でした。)

・使ってみた感想

このレンズもいろいろなサイトや掲示板で、値段の割にはよいレンズとの評価でした。
EDではない70-300mmはタムロンのOEMとの噂もありましたが、このレンズはそれより、
評判もいいようです。
ただボディの作りはちょっと安っぽい感じですね。
逆光には強い方だと思います。
実際、少し撮影してみて、色のりのよさは素晴らしいです。
また望遠では甘めの描画ですが、ズーム中域ではかなりしっかりした描画だと思います。
絞りは1段絞るとかなりよい描画になりますね。
色収差はEDレンズを使っているので、軸上色収差がある程度軽減されていますが望遠端では少し出るようです。
このレンズ、ワイド端70mmの焦点距離で少し絞って撮影すると、かなりスゴイと思いました。
ただタムロンやシグマの70-300mmに比べ、最短撮影距離が長いのがちょっと残念です。

このレンズスペック的にはシグマやタムロンの同等の70-300mmより劣るところもあり、さらに値段もちょっと高いんですが、
私にとって、このレンズはなぜか使いやすく、いいレンズだと感じています。
これは「ニコンデジタルレンズ選び 特選32本」というムックの中で、伊達淳一氏も
同様なことを書かれていて、驚いています。
色もしっかりのってくるタイプのレンズです。

D70に低予算で望遠レンズを探しているひとにはいい選択だと思います。
(中古での玉数も多そうなので、状態のよい中古品も狙い目です。)

その後、2007年8月にVR70-300mmF4.5-5.6Gを購入するために、シグマ24-60mmF2.8DGとともにフジヤカメラで
下取りに出してしまいました。下取り額は11,000(査定10%アップ後)でした。
尚、このときにレンズフードHB-15を自宅に忘れてきてしまいました。
# まあフードがあっても下取り額は変わらなかったと思いますが・・・
# そのHB-15が後に35-70mmF2.8Dで使い回しが出来たという結末がありました。

まあ、2004年4月に中古AB品を21,000円で同じフジヤカメラで買って、3年半近く使って1万円ほどの差額で済んだので、
よしとしています。(1日8円ちょっとぐらい払っていた計算になりますね。)
これが純正じゃあなかったら、無惨な査定額でしたでしょう!

しかし、同じ焦点距離のVR70-300mmを買ったとはいえ、このED70-300mmは気に入っていたレンズなので、
その下取りには若干後ろ髪を引かれる思いでした。

・フロントコンバーターTCON-14Bを装着してみる

TCON-14Bを装着 D70にED70-300mmと
TCON-14Bを装着
普通レンズ交換式一眼レフにはリアコンバーターといってカメラ本体とレンズの間に挟むテレコンをつかいます。
そのほうが、マウントさえ同じならどんなレンズにも装着できるからです。
しかしリアコンバーターはレンズの開放F値がその倍率分暗くなります。
例えば望遠側の開放F値がF4のレンズに1.4倍のテレコンを付けると4×1.4=5.6ということで、
絞り1段分暗くなります。
2倍テレコンでは同様にF8になります。
普通はカメラのAFはF5.6までなので、この場合はAFは作動しません。
したがって2倍テレコンは望遠側F2.8の開放絞りを持つ大口径レンズにしかAFが使えません。
同様に1.4倍テレコンは望遠側F4の開放絞り値をもつレンズでしかAFが使えません。
それに比べて、フロントコンバーターは大きくかさばるが、その分光を集めて、
論理上は合成F値は変化がありません。
このように暗い望遠ズームレンズにはこちらのほうが有利な場合もあります。
上記写真ではOLYMPUSのE-10/E-20用テレコンTCON-14B(1.45倍)を装着してみました。
(このED70-300mmはフィルター径62mmでTCON-14Bの取付け径も同じ62mmです。)
焦点距離は300mm×1.45倍=435mmの実焦点距離なので35mm換算にすると
435mm×1.5倍=652.5mmの超望遠レンズになりますね。
さらにF値は変らずF5.6です。
このレンズでフロント・テレ・コンバーターを使うと望遠端でかなり色収差が増幅され、
あまり相性はいいとは言えません。
・このレンズでの作例を含むアルバムへのリンク集(以下の数字をクリックして下さい。)
リンク番号
主な被写体 TCON-17&TCON-14Bテスト

★55-200mm F4-5.6 DC (SIGMA) 定価25,000円

55-200mmDCレンズ単体 D70に装着したところ
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:82.5mm-300mm、レンズ構成:9群12枚、最短撮影距離:110cm、最大撮影倍率:0.22倍、
最小絞り値:22、絞り羽根:8枚、焦点調節:回転繰り出し方式、フィルター径:55mm、レンズフード:丸形バヨネット式付属、
最大径:72mm、長さ:87.5mm、重量:312g、
発売日:2003年11月、購入年月日:2004年3月19日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 55〜59mm 60〜79mm 80〜101mm 102〜124mm 125〜149mm 150〜179mm 180〜200mm
開放F値 F4.0 F4.2 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6

・使ってみた感想

私がD70と一緒に購入したレンズラインナップではどうしても望遠側が弱いので、限られた予算の中から
安い望遠レンズを選択したら、このレンズになりました。
このレンズもAPS-Cサイズの撮像素子を持ったデジタル専用で、EOS Kiss-Digitalに合わせて、
18-50mmDCと供に発売されたようです。
18-50mmDCは価格の割りには大変写りがよくて評判のレンズですが、この55-200mmDCも値段の割りには
かなりシャープな写りだと思っています。
小型4倍ズームということもありテレ端でF5.6と若干暗いですが、ISO400やISO800に増感させれば手持ちでも
そこそこ使えます。
特殊低分散レンズや非球面レンズは使用されていない割には、色収差や歪曲収差は非常にとく抑えられています。
解像度も思ったよりあるようです。
また、非常に小さく軽いので、ちょっと持ち出すときにも苦になりません。
ただこのレンズはAF時にはカメラのボディ側のモーターを使用するので、音がちょっとうるさい感じですが、
AF合焦速度もそれほど遅くはありません。(望遠端で、たまにAF迷う事がありますが・・・)

特殊素材のレンズは使われていないのに、各収差が驚くほど抑えられていて、写りもとてもシャープで、
しかも小型軽量なところが気に入っています。
ただボケがあまり綺麗でないのと、色のりが若干悪いのが残念なところです。
安価な望遠レンズをお探しの方にもオススメ出来るレンズだと思います。

・フロントコンバーターTCON-17を装着してみる

D70にこのレンズを装着
してさらにTCON-17を付け
たところ
TCON-17を装着したところ
このレンズのフィルター径が55mmなんですが、試しにオリンパスのテレコンTCON-17を装着してみたところ
ワイド側ではケラレますが、テレ端ではなかなかの解像度で十分実用になると感じました。
普通一眼レフ用のテレコンはリアコンバーターでカメラボディとレンズの間に挟んで装着することになり、
倍率と同じだけF値も変動(1.4倍テレコンでF値も1.4倍=絞り1段分、2倍テレコンだとF値も2倍の絞り2段分暗くなります。)
しますが、TCON-17のようなフロントコンバーターは装着してもF値の変動はありません。
TCON-17装着で35mm換算510mmF5.6という超望遠レンズに早変わりしますので、
ちょっと遠くのものを撮りたいときに重宝します。
このレンズはフロント・テレ・コンバーターを使ってもシャープで、色収差も出にくい印象です。
テレコンとの相性はいいようです。
・このレンズでの作例を含むアルバムへのリンク集(以下の数字をクリックして下さい。)
リンク番号
主な被写体 TCON-17テスト

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