機材選びは楽しいね!■交換レンズ編
デジタルカメラグッズ情報


ここからは私の所有しているレンズのレビューです。

 (以下の中で、私の所有するレンズの撮影画像はギャラリーのページからリンクしていますので、
  併せてご参照くださいませ。)

●標準ズームレンズ(広角端が実焦点距離24mm〜50mm;DX専用レンズは広角端が実焦点距離16mm〜35mm)

カメラの標準的画角をカバーするレンズ。一番使用頻度が高いのがこれらのレンズだと思われます。


★AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G(IF) ED (Nikon) 定価260,000円

24-70mmF2.8G単体 24-70mmF2.8G(左)と
DX17-55mmF2.8G
D3と24-70mmF2.8G D3+24-70mmF2.8Gと
S5Pro+DX17-55mmF2.8G
D3に装着 フードをはずした別角度 S5Pro+MB-D200に装着 D40に装着

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:36mm-105mm、レンズ構成:11群15枚(内EDレンズ3枚、非球面レンズ3枚、
ナノクリスタルコート面1枚)、最短撮影距離:38cm(焦点距離35〜70mm位置)、最大撮影倍率:0.2倍、
最小絞り値:22、絞り羽根:9枚(円形絞り)、焦点調節:IF方式、フィルター径:77mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、
最大径:83mm、長さ:133mm、重量:900g、発売日:2007年11月、購入年月日:2010年7月26日
中古A品を147000円で購入

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 24〜70mmズーム全域
開放F値 F2.8

・購入までの経緯
FX機を購入するに当たって、私の手持ちのFX対応の標準域のレンズは、35-70mmF2.8D、VR24-120mmF3.5-5.6G、
AF単焦点で35mmF2D、50mmF1.4D、85mmF1.4D、MFレンズで45mmF2.8P、50mmF1.4S、トキナー35-135mmF4-4.5
でした。

とりあえず、手持ちのレンズでもなんとか標準域の撮影は賄えるのですが、広角24mmか28mmぐらいから
望遠端70mm前後の標準ズームも新たに欲しいと考えました。

以前、シグマ24-60mmF2.8 EX DGを持っていましたが、DX17-55mmF2.8購入後は出番が激減だったので、
VR70-300mm購入時にフジヤカメラで下取りに出しました。
その24-60mmF2.8 EX DGもF2.8通しの割に、割とコンパクトで、そこそこいい写りだったので、また買い戻すか、
もう少し軽いタムロン28-75mmF2.8もいいかな?とは思いましたが、DX機ではDX17-55mmF2.8Gを使っているので、
やはりフラグシップボディにはフラグシップレンズが欲しかったといのが本音でした。
DX17-55mmF2.8GはDX機ではかなり信頼をおいていたレンズでしたので、FX機でも回り道せずに、このレンズを買っておけば、
後々後悔することもないだろうと考えました。

・購入記
D3の項目にも書きましたが、FX機購入予算45万円前後では、D3Sならボディのみしか買えません。
D700だったらボディとこの24-70mmF2.8Gにバッテリーグリップや電池を買っても予算に少し余裕があるります。
結局、中古D3とこのレンズ(こちらも中古)という選択をしました。

買った場所は毎度お馴染みの中野のフジヤカメラで、このレンズの在庫は7〜8本ありましたが、その中から1本だけA品が
あったので、おもむろに店員に「24-70mmのA品を見せてください」と頼んで、ショウケースから出して貰いました。
あとのレンズはAB+かAB品でした。AB+品はA品より千数百円安いだけでした。
AB品で5000円まで差が無かったように記憶しています。
このレンズ自体もさすがA品で、かなり綺麗な筐体でした。マウント部のスレ傷もほとんど見あたりません。
# 元箱はなかったですが・・・。
一通り、いつも通り、稼働部(露出連動レバー等を含む)をすべて動かして動作チェックしました。
絞り羽根の異常はありませんでした。
ズームの引っかかり等も特段なかったと思います。
後玉から天井の蛍光灯に向けて覗いて見ましたが、傷や埃もなかったです。
次に、D3にそれを装着して、連動レバーの具合や電気接点の接触不良がないか確かめました。
実写では、近接でまず普通に撮って、それから90°ずつ回転させてそれぞれシャッターを切りました。
今度は、なるべく遠景にフォーカスを合わせて、同じ撮影を繰り返しました。
こうすることで、片ボケをチャックしました。
絞り、焦点距離、撮影距離も任意に変えながら動作チェックと画像チェックしました。
店内では無限遠の撮影は不可能だったので、チェックはしてませんが、おおよそ動作や写りに異常は見られませんでした。
ピントずれチェックは詳しく検証できませんでしたが、D3の液晶モニターで拡大表示して見た限りではだいたい合っていたように思います。
ということで、D3と24-70mmF2.8Gはどちらも大変綺麗な筐体で、特に不具合もなかったので、購入を決断しました。

帰りに、向かいのジャンク館によってすかさず77mmのKenkoのPro1Digitalの薄型プロテクターを3000円で購入しました。
# ついでに、製造完了品になっているスプリング式フードのHS-8も見かけたのでゲットしました。

・使ってみた感想
まず、第一印象は、「これ望遠ズーム?」っていうぐらいレンズの全長が長いです。
# キヤノンの24-70mmF2.8Lも長いですけど・・・
# さすがにD40に使うことは多分ないと思いますが・・・

しかも、DX17-55mmF2.8Gに比べても250g近く重いです。
# これってDX55-200mmとほぼ同じ重さ分違う!(゚_゚;)
D3につけたら2Kgオーバーです!腕力付きそう(^_^;)

DX17-55mmF2.8G同様、ズーム域でフードの深さが変わる設計ですね。
レンズの前玉が一番奥に行く位置は50mm付近です。

室内でテスト撮影したときに「FX機で24mmって広角だな〜」というのが実感出来ました。(^^ゞ
歪曲収差は広角端で樽型がやや出ます。(D3ではソフトウェアで補正されている感じですけど・・・)
望遠での糸巻き型はほぼ補正されている感じかな?
色のりはフラグシップレンズの割に、結構しっかり色が乗ってきます。
ナノクリスタルコートはやはり逆光でのフレア・ゴーストに威力抜群ですね。
# DX17-55mmF2.8Gは結構フレア出てましたから・・・
そのおかげで、逆光気味でもコントラストの低下は思ったより少ない印象です。
色収差もカメラソフトで補正されているのか、JPEG画像ではまったく目立ちませんでした。

さすが、FX機用に開発されたレンズだけあって、周辺減光もほとんど分からない程度ですね。

解像度もかなり高い印象です。

DX機だと35mm換算36-105mmですが、これだとポートレート用にもよさそうですね。

(詳しいレポートはまた後日、このレンズを使い込んでから追加したいと思います。)

★AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF) (Nikon) 定価94,000円

VR24-120mm単体 D70に装着したところ。 D40に装着 D3に装着
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:36mm-180mm、レンズ構成:13群15枚、最短撮影距離:50cm、最大撮影倍率:0.21倍、
最小絞り値:22、絞り羽根:7枚、焦点調節:IF方式、フィルター径:72mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、
最大径:77mm、長さ:94mm、重量:572g、
発売日:2003年6月、購入年月日:2004年3月19日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 24〜27mm 28mm 29〜34mm 35〜39mm 40〜44mm 45〜49mm 50〜61mm 62〜74mm 75〜120mm
開放F値 F3.5 F3.8 F4.0 F4.2 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6

・使ってみた感想

D70発売日にD70キット(DX18-70mm付)と一緒に買った追加レンズ3本(他はタムロン90mmマクロ、シグマ55-200mm)
のうちの1本です。

このレンズは35mm換算36-180mmと標準域から望遠域まで幅広く使え、さらにシャッター速度で約3段分相当
の効果のある手ぶれ補正機能が内蔵された、スナップ撮影等の手持ち撮影に最適なレンズになっています。
# ただし、広角端は1.5段分ぐらいの効果しかないように思います。

広角域は若干不満もありますが、5倍という高倍率ズームレンズで、この焦点距離なら許容範囲かな?
望遠端はF5.6と若干暗いですが、手ぶれ補正機能のおかげで、十分手持ち撮影が可能です。

このレンズもDX18-70mm同様SWM内蔵なので、静かなズーム音や高速なAF、M/A操作などの特徴があります。
また、銀塩一眼レフにも使用可能ですが、Gタイプのため絞りリングが省略されているので、比較的、最近の
銀塩一眼レフカメラにしか使用できません。
またIF方式採用で多くのNikkorレンズとはズームリングとフォーカスリングの位置が逆になっています。
このレンズもEDレンズや非球面レンズを採用されていて、各収差を補正しています。
解像度はVR機能のためか若干劣るような気がしますが、色乗りはかなりよいと思います。
コントラストは割と高い感じがします。
歪曲収差についてはどちらも広角側で樽型、望遠側で糸巻き型が出ます。
歪曲収差も5倍ズームということを考慮すればまずまずではないでしょうか?
絞りも円形絞りとなっていて、7枚絞りにしては綺麗だとと思います。

このレンズはDX機でずっと使っていましたが、やはり24mmスタートは広角不足の感は否めません。
それでも望遠端は120mmあるので、F5.6でもある程度ボケが得られて重宝してました。
ところが、D3を買って、このレンズを使ってみたら、広角側が広いので、スナップレンズに最適で本当に便利に使えてます。
D3では多少周辺減光ありますが、私には許容範囲でした。
解像度もFX機で使うと要求解像度が低いので、そこそこよく写ります。
手振れ補正は旧型ですが、望遠端が120mmなので、3段分もあればほとんど間に合います。

やっぱり高倍率ズームは便利ですね。
このレンズのおかげでD3用にもっとズーム倍率の高いレンズも欲しくなってきました。バキッ!!☆/(x_x)

・このレンズのデジタル専用フードについて

 このレンズはフィルムでも使えるので、付属のフードはデジタルカメラで使用した場合、遮光効果が
 今ひとつで、フレアやゴーストが出やすいようです。
 じつは、純正VR18-200mm付属の花形フードHB-35の方が深いんです。
 したがってAPS-Cサイズの撮像素子を持ったデジタル一眼レフでVR24-120mmを使用するなら
 このHB-35を購入して試してみる価値があると思います。
 HB-35はVR24-120mmのフードと同じ径のバヨネット式なので、取り付け出来るようです。
 
 さらに遮光効果のある深いフードは、このレンズ用にAPS-Cサイズの撮像素子を持ったデジタル専用の
 花形フードを作製しているところがあります。それがこちらの橘製作所(埼玉県川口市?)です。
 価格は5,800円と安くはないですが、町工場で少量生産のためこれでもギリギリの価格らしいです。
 フードは硬質塩ビパイプ材から削り出して、塗装したようです。
 他にニコンの24-85mmF2.8-4用、シグマ17-35mm F2.8-4 EX DG HSM用,シグマ28-300mmF3.5-6.3MACRO用
 も作っているようです。
 このレンズのユーザーの方は一度お試しになられては?
 (私は持っていませんので、自己責任でお願いいたします。)

★AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF) (Nikon) 定価220,000円

DX17-55mmレンズ本体 フードを付けた状態 D70に装着(フードなし) 同じくフードあり
S5Proに装着 D40に装着 同じくフードあり DX17-55mmFG2.8Gと
VR70-200mmF2.8G
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:25.5mm-82.5mm、レンズ構成:10群14枚(内EDレンズ3枚、非球面レンズ3枚)
最短撮影距離:36cm、最大撮影倍率:0.27倍、最小絞り値:22、絞り羽根:9枚(円形絞り)、焦点調節:IF方式、
フィルター径:77mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、最大径:85.5mm、長さ:110.5mm、重量:755g、
発売日:2004年5月、購入年月日:2006年5月20日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 17〜55mmズーム全域
開放F値 F2.8

・購入記

大口径標準ズームレンズはシグマの24-60mmF2.8を使っていたのですが、やはり広角側の不足を感じ始めて
ついつい、タムロン17-35mmの出番が多くなっていました。しかし、このタムロンの17-35mmでも画角では
望遠側の不足するので、50mmF.14Dなどで補っていました。
(シグマの24-60mmF2.8のボケはなかなか気に入っていましたが、色収差が出るのがちょっと気になりました。)
(でもDX17-55mmでも色収差出るようですけど・・・)

そして、VR70-200mmF2.8Gを購入したのをきっかけに、このレンズが非常に気になり出しました。
上のレンズ選びの項目でも、デジタルで最高級の写りのズームレンズを求めるなら、このDX17-55mmF2.8Gと
VR70-200mmF2.8Gだと自分で書いた以上、このレンズを入手しなくてはならないな?と思っていました。
そして、なんとかこのレンズを買えるだけの資金のめどがついたとき、ふと頭によぎったのが、「いっそのこと、
ボディをD200に買いましてみてもいいかな?」ということでした。
金額的にはほぼ同じくらいなのでかなり悩みましたが、日頃からレンズの重要性はかなり認識していたので、
D200のボディにも未練はありましたが、いろいろ自問自答してみて、やはり、いずれはこのレンズを買うことに
なりそうだという結論になりました。
(ただ、タムロンの最新の17-50mmF2.8DiIIや秋頃発予定のトキナーの16-50mmF2.8DXもちょっとばかり
気にはなっていましたが・・・。)

D200は4CH読み出しの難しさから例の縞問題もあり、また高画素機ではブレもシビアになるようですし、
とりあえず今のD70の画質にもそこそこ満足していたことも理由になっています。
特にD70+VR70-200mmF2.8Gで撮った画像には非常に満足いくものだったので、あらためて
「やっぱりいいレンズは違うな〜」と改めて実感しました。
そこで、このDX17-55mmF2.8Gの評判の高さや画像を見たときの単焦点レンズを上回る解像感の高さから
このレンズの購入を決意しました。
(まあD200かその後継機種かD70sの後継機種はいずれ買いたいと想っていますが・・・)

買うと決めたからには、実際いくらぐらいかいろいろ調べたら、マップカメラで税込み15万5千円以下の値段で
売っていた時期があることがわかりました。
でも新品買うなら近所のカメラ屋の方が何かと便利なので、ビックカメラのインターネット通販の値段の定価の
2割引(184,800円)プラス15%ポイントを値引き交渉の材料としました。(ポイント引くと実質157,080円)
近所のカメラ屋にプリントを注文したついでに馴染みの店員がいたので、「このレンズはいくらになる?」って
聞いたら、「税込み164,000円です。」の答えが・・・
(この店員からいつも買っているので、私が行くといつも店の通常価格よりもかなり安い金額を提示します。)
そこですかさず上記ビックカメラの値段を言ったらら「定価2割引きから現金でさらに15%引くとウチの仕入れ原価
とほぼ同額になりますので・・・」と言われてしまいました。(実際に仕入れ値を教えて貰いましたが)
「でもなんとか現金払いのポイントなしなら同じ値段にします。」って言われました。
そこで、私が言ったのは「じゃあ、税込み16万ちょうどでいいよ!」。これには店員も以外な顔してました。
まあ、最初の言い値より3千円も高い金額ですからね。そしてその店員は「いやいやビックカメラさんの値段に
合わせますよ!」と言いました。で、私は「まあおたくの店も大変そうだから、やっぱり16万でいいよ!そのかわり
プロテクターも付けてね」。すると店員が「ハイ!わかりました。フィルター径は何ミリでしたっけ?」。私「77mm!」
店員「では、その値段でプロテクター付けさせて頂きます!」ということで、交渉成立致しました。
そして、「すぐに入荷するの?」と聞いたら、早速メーカーに電話で問い合わせして貰いました。
店員「在庫あるそうです。明日入荷可能です。」
私「じゃあ注文するよ!よろしく!」
店員「では明日入荷致しましたら、ご連絡差し上げます。」
ということで、翌日「ご注文の品入荷しております。」と電話で聞いて、早速取りに行きました。
そのときはいつもの店員はちょうどいなかったのですが、店長が応対してくれました。
値段は前日の交渉の通りです。(ギリギリの値段にもかかわらず店長もやたらと愛想が良かったです。)
そこでレシートをふと見たらレンズが157,080円でビックと同じ値段になっていて、プロテクターが2,920円と
なっていました。(合計で16万ちょうど)
プロテクターはマルミの77mm径のDHGレンズプロテクターで、これは通常3500円ぐらいはします。
最安値のところで2,858円+送料って言うのがありましたが、まあそれと同等ぐらいですね。
ということで、私の作戦もまあまあ成功だったかな?

・使ってみた感想

レンズキットのDX18-70mmに比べてバカデカイですね。フードもでかいですが、これVR70-200mmF2.8Gと同様に
ロックボタンが付いています。
質感はさすが高級レンズだけあって素晴らしいです。
D70のボディが完全に負けています。
このレンズ45mmちょい手前ぐらいが一番レンズの繰り出しが少ないです。そこから広角になるにしたがって、
レンズが繰り出してきます。逆に望遠端でもわずかにレンズが繰り出します。
これはおそらくフードの遮光性を考えて、わざわざこういう設計にしたものと思われます。
さて、実際室内でファインダーを覗いて見たのですが、やはり明るいレンズはファインダー見やすいです。
合焦速度も同じSWM搭載のDX18-70mmよりちょっと速いのでは?と思うくらいでした。
早速、室内でピントチェックしましたが、ほぼジャスピンでした。

色乗りはDX18-70mmとは大違いですね。でもそんなにコテコテののりかたではなく、スマートな感じ?です。
解像度は、やはり高いですね。特に広角側では恐ろしいほどの解像度があります。
35mm域では短焦点のAF35mmF2Dを凌ぐ解像度があります。ビックリ!
それからAPS-Cデジタル専用レンズは大体がどれも周辺減光あるのですが、このレンズはイメージサークル的に
結構余裕のある設計になっているようで、ほとんど周辺減光を感じません。
倍率色収差は若干でるようですが、NikonCaptureの色収差補正できれいに消えるようです。
歪曲収差は広角端でわずかに樽型が出ますが、結構素直な感じです。この焦点距離でこの歪曲ならかなり
優秀だと思います。ボケも綺麗な感じですね〜。
17mmの広角でも歪曲収差は他のレンズに比べて、風景写真では許容出来る範囲に収まっていますし、
素直な出方をしていますので、後からも修正し易そうですね。
シャープさに関しては、 広角端開放では写りもシャープで、よく解像されています。
高級レンズらしく線が細く精細な感じです。
望遠端は開放だとわざとポートレート用に甘めに作ってあるようですね。
広角端では開放でも、もの凄くシャープなのに望遠端ではちょっと甘めな描画に感じました。
でも、ピントは芯はしっかりしてます。しかし、ちょっと絞るとかなりシャープになりますね。
そう言えばVR70-200mmF2.8Gもやや似たような感じかな?
ボケ方が非常に似ている印象でした。確かにこの2本のコンビは相性がよさそうですね。

しかし、このレンズを手に入れた今、シグマ24-60mmF2.8はどうしよう?
多分、今後使う機会はほとんどないかも?
タムロン17-35mmもズーム域すっかりかぶっているのですが、非常に気に入っているので、これは手放さないかな?
DX18-70mmも微妙ですね。まあこのレンズは軽いので手軽な撮影用に残しておいてもいいかな?
あっ!そうそうVR24-120mmもかぶるけれで、これは重宝しているので、手放しません!

デジタル専用レンズだとほかに、
タムロンのSP AF 17-50mm F2.8 DiIIがありますが、ユーザーの間では、評価があんまり芳しくないようですね。
「シグマの18-50mmF2.8DCの方がまだいい」という意見も聞かれます。
タムロンのは周辺減光や色収差、歪曲収差が結構出るようですね。
シグマは色がアンバー(黄色っぽい)な傾向なのがちょっと私の好みに合わないので・・・
今秋、トキナーから発売される16-50mmF2.8DXのも期待しています。
# 買わないですが・・・

★AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF) (Nikon) 定価56,000円

AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF) (Nikon) 付属レンズケース
DX18-70mm単体 DX18-70mm付属の
レンズケース
D70に装着したところ D40に装着
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

DX機装着時35mm換算焦点距離:27mm-105mm、レンズ構成:13群15枚(内EDレンズ3枚、非球面レンズ1枚)
最短撮影距離:38cm、最大撮影倍率:0.16倍、最小絞り値:29、絞り羽根:7枚(円形絞り)、焦点調節:IF方式、
フィルター径:67mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、最大径:73mm、長さ:75.5mm、重量:388g、
発売日:2004年3月、購入年月日:2004年3月19日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 18〜21mm 22〜28mm 29〜33mm 34〜39mm 40〜70mm
開放F値 F3.5 F3.8 F4.0 F4.2 F4.5

・使ってみた感想

レンズキットのレンズで35mm換算27-105mmの標準域の画角をカバーする、大変使い勝手のいいレンズです。
SWM内蔵でAF速度も速く、M/Aモードも可能でAFで合焦後瞬時にマニュアルフォーカス操作が可能です。
またIF方式でレンズの前玉が回らないので、PLフィルターの使い勝手もいいです。
デジタル専用ということ銀塩カメラやフルサイズの撮像素子を採用したカメラではケラレが発生して使えませんが、
その分イメージサークルの小さいDXフォーマット(APS-Cサイズ)用に小さく作られているので、
D70のボディにもピッタリです。

画質はEDレンズや非球面レンズなどの高級素材を使用して、各収差を補正していますが、歪曲収差は4倍ズーム
ということもあり、広角側で樽型に望遠側で糸巻き型が発生します。
解像度は比較的高く、シャープな写りのレンズです。色乗りはあっさりめな感じです。
テレ端でのボケ味はちょっと硬い感じに見受けられます。

★AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6GII (Nikon) 定価20,000円

レンズ単体 D40に装着 正面から S5Proに装着
・このレンズでの作例はこちらです。
・主な仕様
DX機装着時35mm換算焦点距離:27-82.5mm、レンズ構成:5群7枚(内EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚)、最短撮影距離:28cm、
最大撮影倍率:1/3.2(=約0.31)倍、最小絞り値:F22-38、絞り羽根:7枚(円形絞り)、焦点調節:前群繰り出し方式、
フィルター径:52mm、レンズフード:HB-45(別売)、最大径:70.5mm、長さ:74mm、重量:205g、
発売日:2006年12月1日、購入年月日:2008年7月17日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 18〜19mm 20〜23mm 24〜25mm 26〜30mm 31〜34mm 35〜37mm 38〜41mm 42〜47mm 48〜55mm
開放F値 F3.5 F3.8 F4.0 F4.2 F4.5 F4.8 F5.0 F5.3 F5.6
・使ってみた感想
このレンズは先代AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G(I型)のマイナーチェンジ版といったレンズです。
先代のI型がD50のキットレンズとして2005年6月に発売されたものでしたが、このII型はD40のキットレンズとして
2007年12月にリニューアルされました。

I型とII型で機能的に大きく変わった点は鏡胴のデザインです。
それに伴い最大径が69mmから1.5mm太くなって70.5mmになり、重さは逆に5g減って205gになりました。
また価格も税別定価30,000円から一気に1万円も値下げして同20,000円になりました。
光学的な設計・性能や機能は変わっていないようです。

その後、D40xに合わせて、VR化されたAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR が2007年3月に発売されました。
これは手ぶれ補正機能を搭載したのが大きな変更点です。レンズ構成は8群11枚になりましたが、色収差補正に有効な
EDレンズや歪曲収差補正に有効な非球面レンズといったコストの掛かる特殊素材が省かれてしまいました。
重量は一気に60gも重い265gとなり、最大径もさらに2.5mm太くなり、全長は5.5mmも長くなってしまいました。
税別定価は35,000円とかなり上がりました。また、シルバーモデルはなくなりブラックモデルのみになりました。

最短撮影距離28cmとかなり寄れるのがポイント高いです。
35mm換算27-82.5mmは私のよく使う画角をカバーしているので、このレンズだけでも、それほど不便はありません。
# いざとなればS5Proで使っているレンズも流用できますし・・・
なんと言っても205gと軽いのが最大の美点ですね〜。

超音波モーター内蔵していますが、小型リング型SWMなので、AF速度はあまり速くありません。(音は静かですけど・・・)
それから、M/Aモード付いていません。従って、AF後のフォーカスリングで微調整が出来ません。
そのフォーカスリングはレンズ先端に申し訳なさそうに付いていて、操作性は悪いです。

前群繰り出し方式なので、フォーカス時前玉が回ります。
依って花形フードは使えません!
レンズフードはHB-45が別売品として販売されています。
# 純正フードHB-45は残念ながら黒なんですけど・・・(;_;)
# どうしてもシルバーがいいならネジ込み式ですが、UN(ユーエヌ)の52mmメタルワイドフード(シルバー) UN-5204があります。

その他のねじ込み式ではHN-3がよさそうです。
# 私は手持ちのHN-2をとりあえず使っています。(あまり遮光効果はなさそうですが・・・)


私はフィルターもシルバーの鏡胴に合わせて、ケンコーのシルバー枠のMCプロテクターを2枚とC-PLフィルター1枚を買いました。

さて、肝心の画質ですが、
色のりは結構いいと感じました。中心の解像度もなかなかいいです。
色収差は若干出ますが、それほど気になりません。
広角端での樽型歪曲収差はやや大きいです。
望遠端での糸巻き型歪曲収差は若干です。

しかし、このレンズキットは D40レンズキットもボディのみとの価格差がほとんどなく、それを考えれば、
本レンズはオマケの様な安さですが、写りはなかなか侮れないレンズです。
# かなりお買い得だと思います。

私は標準レンズは何本か持っていますが、D40にはほぼキットレンズをメインに使っています。
やっぱりD40にはキットレンズのDX18-55mmは非常に相性がいいともいます。
軽量コンパクトなのもD40のよさを引き立てていると思います。
あと、近づいて撮れるのもこのレンズのいいところです。
このレンズ1本あればとりあえずいろいろなモノが撮れると思います。
# 私は少し前に旅行に行った際、ほとんどこのレンズだけで間に合ってしまいました。

ただ背景をボカスにはレンズの径が小さいし、実焦点距離も短めなので、あまり得意じゃあないです。
# それでもコンパクト機よりはかなりボケますけど・・・

もう少し広角が欲しい場合はこのレンズ専用のニコン純正ワイコンNH-WM75をよく使ってます。
このワイコンを使うと、広角端で35mm換算約20mmと同等の画角が得られます。

# ちなみにマクロ撮影ではケンコーの接写リングやACクローズアップレンズを使ってます。

★AiAF Zoom Nikkor 35-70mm F2.8D (Nikon) 定価105,000円

レンズ単体 HB-15を装着 DX17-55mmと35-70mm
S5Proの装着 D40にHB-15と供に装着
直進ズームを伸ばした状態
D3に装着
・このレンズでの作例はこちらです。
・主な仕様
DX機装着時35mm換算焦点距離:52.5-105mm、レンズ構成:12群15枚、最短撮影距離:60cm(MFマクロモード時28cm)、
最大撮影倍率:1/7.7(=約0.13)倍(MFマクロモード時1/4(=0.25)倍)、
最小絞り値:22、絞り羽根:7枚、焦点調節:前群繰り出し方式、フィルター径:62mm、レンズフード:HB-1(別売)、
最大径:71.5mm、長さ:94.5mm、重量:665g、発売日:1992年9月、購入年月日:2008年8月日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 35〜70mmズーム全域
開放F値 F2.8
・このレンズの歴史
まず標準ズームレンズのおおまかな定義ですが、35mmフィルムが使われ出した当初はその対角長と同じ43mmぐらいが
標準焦点距離と言われていました。
しかし、一方でライカが50mmレンズ(単焦点)を標準レンズとして売り出し、その後、35mmフィルム用一眼レフカメラの
ニコンFが登場する1959年頃には既にこの50mmを標準の焦点距離とすることが定着していました。
後に、ズームレンズが発売され50mmをまたぐ前後の焦点距離域のズームレンズを標準ズームレンズと言われています。

さて、35mm一眼レフ用のニッコールレンズの長い歴史の中でもF2.8通しのズームレンズというのはMF時代も含めても、
このレンズの前身である35-70mmF2.8S(1987年12月発売)が最初のレンズでした。
# ニコン最初のAF一眼レフカメラ機のF-501と同時に1986年4月に発売されたレンズ群がAF最初期のレンズでしたが、
# このときの標準ズームは35-70mmF3.5-4.5Sが発売されていました。
# その35-70mmF2.8Sを4年後の1992年にDタイプ化し、発売されたマイナーチェンジバージョンが本レンズになります。

その後、1999年3月に超音波モーターを搭載して、さらに広角側にズーム域を広げたAiAF28-70mmF2.8Dが
発売されるまでの7年間をニコンを代表する標準ズームレンズとして君臨しました。
28-70mmF2.8Dが発売された後も2006年春ぐらいまでレンズカタログに掲載されていました。
(2006年5月に製造完了品になりました。)
実に14年もニッコールレンズ現役機種としてカタログに掲載されていたことになります。
# まあ、そのおかげで中古玉はたくさん見かけます。(^^ゞ
AF-S28-70mmF2.8Dも2007年末に広角側を広げ、ナノクリスタルコートを施し、Gタイプ化されたAF-S24-70mmF2.8Gに
標準ズームの主役の座を明け渡しています。

時間を遡り、MF時代の標準ズームは1963年1月発売のニコン初の標準ズームであるAuto43-86mmF3.5が
源流となっています。
その後、1976年にNew43-86mmF3.5が発売になりました。
# 最初のズームレンズが1959年発売の85-250mmF4-4.5でしたが、Aiレンズ登場まではこの43-86mm以外に
# 標準ズームはありませんでした。
 
Aiレンズ時代では43-86mmという焦点距離からさら広角側にシフトし、1977年発売になったAi35-70mmF3.5という
レンズがニコンの代表する標準ズームレンズでした。(このレンズこそ本レンズの直系の先祖に当たりますね。)
# もちろん43-86mmmもAi化され併売されていました。

さらに、1981年にAi-S化したAi35-70mmF3.5Sが発売になりました。
# それをAF化して開放絞り値をF2.8にしたのが前述の通りAF35-70mmF2.8Sとなりました。

余談ですが、 Newニッコール時代の1975年に広角ズームレンズの元になったNew28-45mmF4.5が発売されています。
# まあ今では標準ズームのカテゴリーに入りそうな焦点距離ですが・・・
その後、全ズーム域で開放絞り値の変動しないズームレンズ(いわゆるフラッグシップレンズ)において、
前記のように標準ズームレンズが広角側に広がってきた訳ですが、それに伴い、広角ズームレンズもさらに
広角側にシフトしていきました。

それを簡単に表にしてみました。

   広角&標準ズームニッコール歴代フラッグシップレンズ一覧
広角ズームレンズ 発売年 標準ズームレンズ 発売年 コメント
Auto43-86mmF3.5 1963 単層コートの最初期ズーム
New28-45mmF4.5 1975 New43-86mmF3.5 1976 多層コート化
Ai28-45mmF4.5 1977 Ai43-86mmF3.5 1977 Ai化
Ai25-50mmF4 1979 Ai35-70mmF3.5 1977 Ai2代目(焦点距離広角化)
Ai25-50mmF4S 1981 Ai35-70mmF3.5S 1981 Ai-S化
[AiAF25-50mmF3.3-4.5S] 1987 AiAF35-70mmF2.8S 1987 AF化
AiAF20-35mmF2.8D 1993 AiAF35-70mmF2.8D 1992 Dタイプ化
AiAF-S17-35mmF2.8D 1999 AiAF-S28-70mmF2.8D 1999 ※SWM搭載、※NIC化(焦点距離広角化)
AF-S14-24mmF2.8G 2007 AF-S24-70mmF2.8G 2007 Gタイプ&ナノクリスタルコート化
FXデジタル対応(焦点距離広角化)
※SWM=サイレントウェーブモーター(超音波モーター)
  NIC=ニコンインテグレーデットコーティング

この他に1984年に発売されたAi28-50mmF3.5Sがありました。

DXレンズでは2004年に発売されたAF-S DX17-55mmF2.8Gがあります。
・購入動機と購入記
実は以前からこのレンズには非常に興味を持っていました。
私のメインレンズはDX17-55mmF2.8GとVR70-200mmF2.8Gの2本なので、この2本のレンズには
55mm〜70mmの間が空白になってしまっています。
そのことは、私の運用上では、どちらかのレンズで、撮影位置を数歩手前か後ろに下がればいいと考え、
特に支障も感じていなかったのですが、屋外での人物撮りではやはり50mm〜70mmの焦点距離があると便利かな〜と
最近思っていました。

上記の空白の焦点距離を埋めるズームレンズは18-70mmF3.5-4.5GやVR24-120mmF3.5-5.6G、
シグマ55-200mmF4-5.6DCと持っていますが、ポートレート用にボケを活かすならやはり明るいF2.8通しのレンズが
欲しいと思っていました。

以前はシグマ24-60mmF2.8 EX DGも持っていたのですが、DX17-55mmF2.8G購入後、持ち出す機会も少なくなり、
色収差もちょっと出やすかったので、VR70-300mmF4.5-5.6G購入時にフジヤカメラで下取りに出してしまいました。

そこで、タムロンの28-75mmF2.8Diかこの35-70mmF2.8Dの購入もうっすらと頭の中で考えていました。
# ポートレート用にはAF85mmF1.4Dと50mmF1.4D、それからタムロン90mmF2.8MACROもあるので、
# それほど差し迫った必要性は感じていませんでしたが・・・
タムロン28-75mmはスピードライの調光精度がイマイチとの噂もあったので、
無難な純正35-70mmF2.8Dが大本命でした。

以前、当方掲示板のある常連さんからは中古格安のAiAF35-70mmF2.8Sの情報まで頂いたのですが、
標準レンズはスピードライトを使っての撮影も多いので、出来ればDタイプがいいかと考え、見送ってしまったこともありました。

ところがネットの中古でAi45mmF2.8Pを探していたところ運良くマップカメラに在庫があり、他のレンズもついでに
探して見ようと思いこのレンズを検索したら、丁度よさそうな値段の35-70mmF2.8Dがあったので、一緒に注文してしまいました。 

購入金額は29,800円でした。(ちょっと高かったですけど・・・)
# ひと頃は、21,000円(AB-品)〜26,000円(AB+品)ぐらいの相場でしたから、現在の良上品(AB+)〜美品(A)クラスで
# 3〜4万円はかなり値段が上がっているようでした。

注文2日後には自宅に届きました。
 
状態は思ったよりかなり良かったです。
特に不具合(AF動作不良、ズームリング・フォーカスリング・絞り環・絞り羽根などの動作不良、
マウントのがたつきや変形、カビ、大きなゴミやホコリ、鏡胴の傷、バルサム切れ、油漏れ、片ボケ、レンズの傷やクモリ、
コーティング剥離などなど)もありませんでした。(小さな塵や埃はありましたが、写りには影響はないです。)
# このレンズや前機種の35-70mmF2.8Sの中古は、中玉クモリが非常に多いと聞きますが、私のは大丈夫そうでした。
・使ってみた感想
鏡胴の大きさは大口径レンズの割に細身です。(DX18-70mmより細い!)
# 最近の大口径標準ズームはほとんどフィルター径77mmですが、35-70mmF2.8Dは62mmだったりします。

重さもF4-5.6クラスの70-300mm望遠ズームレンズくらいしかありません。
大口径標準ズームなのに気軽に持ち歩けそうです。

金属製レンズ鏡胴の質感もMFレンズを思わせる高い質感になっていると思います。

ズームは直進型で伸ばして広角、引いて望遠になります。
前群繰り出し式フォーカスなので、前玉が回りますので、PL装着時はちょっと面倒です。
AF速度はSWM内蔵レンズには到底敵いません!(^_^;)
速度的には単焦点DタイプのAFレンズにも負けるかも?

マクロモードはズームリングの上部にあるマクロボタンを押しながら、35mm域でズームリングを回すとマクロ域に入ります。
(35mm域以外はマクロボタンを押しても回りません!)
それから、マクロモード設定時はMFとなります。
また、マクロモード時は、ズームリングを少し回転させることで、倍率を変化させたり、ピントを合わせたりも出来ます。
マクロモードでは最短撮影距離28cmまで寄れて、このとき最高倍率は1/4倍になります。

このレンズはEDレンズや非球面レンズなどの硝材は使っていない(但し3枚の高屈折ガラスを使用)のですが、
色収差はそれほど目立つことはないようです。(若干ですが、色収差は出ますが・・・)
また、歪曲収差も2倍という低倍率ズームなので、単焦点並にかなりよく抑えられていると思います。
(広角端で樽型、望遠端で糸巻き型はほんの僅かににあるようですが、全く許容範囲です。)

絞り羽根は7枚で、円形絞りではないですが、わりといい感じのボケの形です。
ボケ味も悪くありません。

解像度は結構高いという印象です。(まあ、あの恐ろしいぐらい解像度が高いDX17-55mmF2.8Gには及びませんが・・・)
コントラストはそこそこな感じかな?でも輪郭線は85mmF1.4Dのように細いんですよね〜。
広角端はなかなかシャープな写りで、望遠端はポートレートに向いたやや柔らかめなセッティングだと思います。

色のりはDX7-55mmF2.8Gよりかなりいいです。
周辺減光はDXフォーマット機での使用では気になることないと感じます。
ということで、開放絞りでも充分な描画をしてくれます。

このレンズの欠点に、逆光に弱いと言われる人が多いんですが、確かに純正の別売専用フードHB-1は浅くて、
遮光効果はあまり無いのではないでしょうか?
フードはバヨネット取り付け方式なのですが、前玉が回転するので、花形フードは付けられません。

私は、なにかいいフードは無いか、あたりを見回したら、ありました!
そう同じ62mmフィルター径のズームで、フジヤカメラに下取りに出すとき、うっかりフードを持っていくのを忘れて、
そのまま私の部屋に転がっていたED70-300mmF4-5.6D用のHB-15です。

試しにこのHB-15をこの35-70mmF2.8Dに付けてみたらピッタリはまります!
早速ケラレ具合をS5Proで試写して、モニターで見てみたら(ファインダーだけでは視野率が100%でないS5Proでは
確認できません。)、なんとズーム全域ケラレはありません!!
遮光効果抜群です!
# ちなみに、このフードを付けて、広角端にすると、ハタから見れば、たぶん望遠レンズに間違われます。(^_^;)

ということで、このレンズをDXフォーマット機での使用に限れば、HB-15が最適なフードです!!!
HB-15は既にディスコンになっているED70-300mmF4-5.6D用なので、近いウチにメーカーの在庫切れになる
恐れがありますので、このレンズをお持ちの方で、DXフォーマットのデジタル一眼レフをお使いなら、
すぐさま注文されることをおすすめ致します。(ちなみにHB-15の定価は税込み1,575円です。
# まだニコンのオンラインショップでも買えます!)
# その他、このレンズの前機種であるAF35-70mmF2.8SやAF35-135mmS〈New〉でもHB-15がピッタリ合うと思われます。
# このフードはケラレないギリギリに近い深さなので、口径食による周辺減光やボケの変形を引き起こす
# 可能性がありますので、ご注意下さい。

★24-60mm F2.8 EX DG (SIGMA) 定価65,000円 (2007年8月フジヤカメラにて売却)

レンズ単体 D70に装着 同じく正面から ズーム最大での繰り出し
・このレンズでの作例はこちらです。

・主な仕様

 DX機装着時35mm換算焦点距離:36mm-90mm、レンズ構成:15群16枚、最短撮影距離:38cm、最大撮影倍率:1:5.8倍、
 最小絞り値:22、絞り羽根:9枚、焦点調節:IF方式、フィルター径:77mm、レンズフード:花形バヨネット式付属、
 最大径:83.6mm、長さ:84.5mm、重量:555g、
発売日:2004年6月20日、購入年月日:2004年8月13日

・各焦点距離における開放絞り値一覧表

実焦点距離 24〜60mmズーム全域
開放F値 F2.8

・レンズ購入記

ついに大口径ズームレンズ購入しました。といっても、中古なんですが・・・
じつは、近所のカメラ屋にマグニファイヤーDG-2を買いに行ったら、中古コーナーにこのレンズを始め新同品に近い
ニコンマウントのレンズがたくさんあるじゃないですか!それで、なじみの店員に聞いたところ、常連客がD70と
これらのレンズを売りに来たそうです。なんだか、Canonに宗旨替えするので、機材総入れ替えするとの事らしいです。
(EOS1DmarkIIに変えたのかな?)
その時はそれで、帰ったのですが、どうしても気になって翌日店に行ってみたら、まだありました。
とりあえず1日取り置きして貰って、考える事にしました。
私の持っているDX18-70mmやVR24-120mmのズーム域の中にすべて重なってしまう焦点距離ですが、
F2.8の明るさに惹かれました。
また、この時より数週間後にシグマからデジタル専用の18-50mm F2.8 DCも発売されるので非常に迷いました。
しかし、よく調べたら、18-50mmは7枚絞りで、このレンズは9枚絞りでした。
9枚絞りは円形に近くなるので、ボケが綺麗になることが多いんですね。
(私のお気に入りのタムロン90mmマクロやED70-300mmも9枚絞りなんです。)
それからSLDガラスや非球面レンズの枚数も違いました。
最短撮影距離が38cmmと18-50mm F2.8 EX DCの28cmに比べると寄れないのがちょっとイタイですね。
(最大倍率で見ると1:5.8と1:5の違いがあります。)
それから、35mmフィルムカメラでも使用出来るので、画角の狭くなるD70では中心部しか使わないので、
周辺減光に対しては有利だと思います。
18-50mmF2.8DCに比べ広角が弱いのですが、秋にはトキナーの12-24mmF4を購入予定なので、
24mm(35mm換算36mm)スタートでもいいかなって思いました。
まあ、私の欲しいレンズリストにも入っていた一品なので、とりあえず購入しようと決断しました。
(タムロンの28mm-75mmF2.8では広角が弱いので、以前より、このレンズの発売を待っていました。)

このレンズは前のオーナーは何と1回も使っていなかったようです。
他の店(私もよく行く量販店)の保証書を見ると、購入したのが先月のようです。
ということで、メーカー保証も11ヶ月残っています。
(一応、私が購入した近所のカメラ屋の中古保証も6ヶ月付きますが・・・)
このレンズは、定価65,000円で出たばかりでしたが、新同品に近い状態でなんと31,500円で購入しちゃいました。
(前のオーナーさんありがとう!)

・使ってみた感想

このレンズの外観的な印象ですが、やはり鏡胴が太い!(83.6mm)ちょっと重い!(555g)でもそんなに
巨大でもなく、なかなかコンパクトですね。
VR24-120mmに近い重さと太さです。全長はこのレンズの方が短い(84.5mm)です。
作りはさすがにEX仕様だけあって、質感は大変いいです。
化粧品道具入れのような、たいそうなケースも付いています。
D70に付けた時のバランスはまずまずですね。(ちょっとフロントヘビーですが・・・)
フィルター径は77mmで前のオーナーさんがこれまた新しいKenko製MCプロテクター付けっぱなしでした。
それからズームリングがCanon回しなので、Nikonユーザーはちょっと使いにくいかも?
鏡胴部のズームの指標が内蔵スピードライトのせり出し部(ペンタ部の前)に隠れて、かなり見にくいです。
ズームロック機能があるのですが、ズームリングは適度に重さがあり、ズームロックしなくても、持ち歩き時
の前玉のせり出しの心配がないぐらいです。

このレンズ、使い込むほどにシグマの隠れた名玉ではとの感想を現在持っています。
コンパクトにするために焦点距離も60mmで止めてたおかげで、あまり無理のない設計だと思われるので、
画質の安定感はあるようです。
さすがにF2.8だとファインダーも確かに明るいですね。
AF合焦速度はボディのモーターを使っているのですが、結構速いです。
APS-Cサイズの撮像素子を持ったデジタル一眼レフでの使用だと、周辺減光はほとんどありません。
開放から充分使える画質だと思います。1段〜2段ほど絞るとシグマ独特のシャープさが実感できます。
色味はシグマらしいクールな感じです。色のりは悪くないです。
コントラストはかなり高いほうだと思います。
歪曲収差は広角端でわずかな樽型が出ますが気になるほどでもありません。
また、望遠端では糸巻き型歪曲収差はまったくと言っていいぐらい出ません。
倍率色収差は若干出るようです。

それから、逆光に弱いと評判のシグマですが、標準添付の花形フード使用でも「このレンズは結構頑張って
いるなぁ〜」という感想です。
ボケ味は、これがなかなか綺麗です。また、被写界深度域からアウトフォーカス域に入って、自然でなめらかに
ボケていく感じで好感が持てます。
シグマから最近発売されたデジタル専用の18-50mm F2.8 EX DCと比較すると、18-50mmは7枚絞りで、
このレンズは9枚絞りで、より円に近い形になっていると思います

これで、標準域のズームレンズがDX18-70mm,VR24-120mm,24-60mmF2.8と3本になりました。
今後は、24-60mmF2.8を常用レンズにして、ちょっと広角が欲しい時にDX18-70mmを、スナップや手持ち
撮影前提でちょっと望遠が欲しいときはVR24-120mmと使い分けて行こうと思っています。
広角ズーム(12-24mm)を購入する前提ですが・・・
・下取り売却記
その後、 2006年5月に純正のDX17-55mmF2.8Gを購入して以来、めっきりこのレンズの出番が無くなりました。
24-60mmの2.5倍ズームは無理のない設計で、かなり軽量化にも貢献しているのですが、
やっぱり24mm始まりで望遠端も60mmなのは使い勝手が悪かった・・・
DXフォーマット機では広角には物足りない、望遠ではボケ量が足りない感じで、スナップレンズには重すぎると言った
私にはどっち付かずのレンズでした。
# 同時に購入したタムロン17-35mmはさらに低倍率の2倍ズームですが、この焦点域だと画角が大きく変化するので、
# それほど使い勝手は悪くないんですよね・・・

また、純正DX17-55mmに比べても倍率色収差が目立つので、逆光ぎみで木々を撮るのがちょっとためらう感じでした。
# DX17-55mmも色収差は出るんですけど、それよりかなり目立ちます。

まあ、結局、私が使いこなせなかっただけかな?
# 室内ポートレートやスナップ撮りにはいいレンズだっのかも?
# 今思うとこのレンズ、色のりはDX17-55mmやDX18-70mmよりよかった感じです。
# ちょっとアンバー寄りになることがありますが・・・
# それから解像度は申し分なかったことも付け加えておきます。

ということで、翌2007年8月にVR70-300mmF4.5-5.6Gを購入するために、ニコンED70-300mmF4-5.6Dとともに
フジヤカメラで下取りに出してしまいました。
# 近所のキタムラは下取り査定がかなりシブイので・・・
#  ちなみに私は買ったカメラやレンズは滅多に下取りに出さない人なんですが・・・

それで、フジヤに行く前に、下取りに出すレンズを自宅で清掃点検して、シグマの24-60mmは元箱、レンズポーチ、
説明書も完備しました。
フジヤのWEBでの査定金額はシグマ24-60mmで上限16000円、AB品15000円でした。
私の24-60mmも元々はキタムラの中古品美品(A品)クラスを31500円だったんですが、これは最低でもABランクは
行くだろうと目論んでいました。

さて実際にフジヤに行って、「査定お願いします。」と中堅の店員をつかまえて、言いました。
この日は平日だというのに結構、店は混んでいました。
「わかりました。査定には5〜10分お待ち下さい。」ということだったので、ニコンの中古レンズやカメラボディを眺めていました。
そんなこんなしているウチに査定が終わったようで、名前を呼ばれました。
# 査定中は私が中古レンズ選びの時にやっているようなことをしてました。(^^ゞ
# また、フィルムカメラ(フィルムは空)でファインダー覗いたりシャッター切ったり、デジタルカメラでの試写もしてましたね。

結果は「24-60mmはゴミの混入もなく大変綺麗にお使いになられていらしたので、上限価格16000円にさせて頂きます。」
ということで、買取り10%&アップキャンペーン期間中なので、17,600円になりました。

まあ、キタムラで中古美品クラスを31,500円で購入し、丸3年使って17,600円なら差額12,400円なので、
非純正レンズとしてはかなり上出来な売却額だったと思います。
# 数日後、店のレンズ清掃等が完了したのか?私が売ったと思われるシグマ24-60mmF2.8 EX DGがフジヤカメラの
# 中古検索で引っかかりました。28,350円のAB品扱いでした。ということは店は税込み10750円の儲けか・・・?

その後、私はDX17-55mmF2.8GとVR70-200mmF2.8Gの間の焦点距離を埋めるレンズとして中古で
純正35-70mmF2.8Dを購入しました。
こちらは2倍ズームですがポートレートレンズとして割り切って使っています。(^^ゞ
# やっぱり望遠端が70mmまであるとポートレートにも使いやすいです。

まあ、35mmフルサイズ機での使用なら、この24-60mmF2.8DGも結構活躍出来るかもしれませんね。

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