機材選びは楽しいね!■デジタルカメラ本体編
デジタルカメラグッズ情報

■デジタルカメラ本体編


★C-820L (OLYMPUS) 2002年頃、知り合いに無償で譲渡

このカメラでの作例はこちらです。
作例の2/3はVGA(640×480pixel)で記録したものです。(当時メディアが高かったので、節約のため・・・(^_^;))
画面の一部がケラレている画像は、双眼鏡を当てて撮影したものです。(^^ゞ

一覧表から画像をクリックしていくと最大XGAサイズまでの画像が閲覧出来ます。

・主な仕様

CCD:81万画素1/3型補色フィルター、焦点距離:5mm(35mm判換算36mm)、単焦点
開放絞り値:F2.8、レンズ構成4群5枚、シャッター速度1/4〜1/500秒、記録メディア:スマートメディア、
電源:単三型電池4本、サイズ: 幅128mm×高さ65mm×奥行き45mm、質量: 265g、定価84,800円
1997年7月に確か6万5千円ぐらいで購入

・使ってみての感想(回顧録)

世界初の液晶付きデジタルカメラQV-10の次に買ったのが、このオリンパスのC-820Lでした。
これが発売されたのが確か1997年の7月だったと思いますが、またしても発売前に予約して買いました。
大きさはほとんどQV-10と同じくらいでした。(若干厚みがあり、ちょっと重さも増えましたが・・・)

QV-10は発売以来2年ちょっと便利に使っていましたが、使い込むほどにいろいろな不満も出てきました。
それは以下の通りです。
 ・25万画素では画像が荒すぎる。
 ・外部メモリーカードに対応していない。
 ・フラッシュが付いていない。
 ・レンズが標準域でもう少し広角で撮りたい。
 ・光学ファインダーが付いていなく、常時液晶モニターでの撮影では、電池の持ちが悪い。
まあ、こんなところでしょうか?
C-820Lは上記の不満をほとんど解消するスペックを盛り込んだデジタルカメラでした。

ということで、QV-10もさすがに画素数が少なく、細かい描画が全く出来なかったので、
まずは、とにかく画素数のある機種が欲しいと思うようになりました。
QV-10が発売された翌年の1996年には、ほとんど35万画素機が主流になっていました。
そこで、35万画素ではなくその上の画素数のカメラを狙っていました。
当時はキヤノンがPowerShot600の57万画素機を、オリンパスがC-800Lの81万画素機を出していました。
特にオリンパスの81万画素機に興味があったのですが、6MBの内蔵メモリーのみでメモリーカードが
使えなかったので、見送っていました。
そして1997年にその後継機種のC-820Lの発表がありました。
これは1/3型81万画素補色フィルターのCCDが搭載されていて、当時、最も高画素なデジカメの部類に入っていました。
(その年の冬に、一眼タイプで2/3型141万画素3倍ズームで、名機の誉れ高いC-1400Lが発売されました。)

メモリーカードは、新しく規格されたスマートメディアが採用されました。(このころはフジとオリンパスが採用しています)
スマートメディアは従来のコンパクトフラッシュより薄くて小型でした。主に東芝が製造してました。

オリンパスはスマートメディアに拡張プログラムを組み込んで、パノラマやカレンダー作成、フレーム合成、
手書き文字合成機能などのスマートメディアを販売していました。
スマートメディアは容量が当時2MB・4MB・8MBの物が販売されていました。
価格は4MBで6千円台だったかな?8MBは1997年末ぐらいに発売されました。値段は8千円台だったと思います。
ちなみにC-820L本体に添付されていたのは2MBのスマートメディアでした。
電圧は5V対応でしたが、その後、大容量化に伴い3.3Vに規格が変わっています。
(したがってPCカードアダプタは5Vのみのものだと使えなくなりました。)
C-820LはXGA(1024×768ピクセル)のサイズが撮影出来たのですが、1枚の画像はだいたい150〜200KBでした。
撮影可能枚数は2MBのスマートメディアでは10枚ちょっと、8MBでも50枚ぐらいでした。

そういえば、このカメラをケニアに持っていった時、8MBのメディアをロッジで無くしてしまい、ボーイに探してくれるように
伝えたら、その夜、それを見つけてくれました。お礼にチップを10ドルあげたら、ビックリした顔で、大喜びしていました。
普通はチップは1ドルだったら多い方なので、その10倍でしたから・・・
でも、メディア自体は当時8千円ぐらいでしたが、ボーイもあんな切手みたいなものがそんなに価値があるとは想像もして
いなかったでしょう。
それよりも、私にしてみれば記念に撮った画像の価値はその何倍、何十倍だったんです。
(作例のその画像が一部あります。)

C-820Lのレンズは35mm換算36mm単焦点だったので、QV-10よりかなり広角になりました。
やっぱり広角は便利でした。

これももちろんオートフォーカス機でした。(マクロモードも付いていました。)
液晶モニターは2型11.4万画素低温ポリシリコン液晶が使われていて、当時としては大変綺麗でした。

それからQV-10になかったフラッシュが内蔵され、暗い所や夜の撮影も便利になりました。
(でもスローシンク等の機能はありませんでしたので、夜景と人物撮りは背景真っ暗でしたね〜。(^_^;))

その他のスペックでは1/4〜1/500sメカニカルシャッター併用、絞り:F2.8 F5.6 F11が設定可能
撮像感度はISO100相当、測光はCCDによるTTL中央重点測光でした。
絞りは2枚板式だと思います。シャッター速度の範囲も狭く、夜景では光量不足で暗く写るし、明るい昼間は
シャッター速度上限値が低いので、すぐシロトビしました。
とにかく測光はまったく当てにならないのに、露出補正は-1.0EVと+1.0EVしか選択出来ませんでした。

ホワイトバランスもダメダメで緑かぶりしやすかったです。
画像の色のりも薄い感じでした。
まあ、この時代の画像処理技術ってこんなもんだったんでしょうね。
ただ輪郭強調をギトギトにかけていなかったのがせめてもの救いか?

当時は35万画素機が主流だったので、それらと見比べるとやっぱり85画素機は圧倒的に綺麗でしたね。
今でもL判ならなんとかプリント可能な画素数だと思います。
当時、オリンパスはL判専用熱昇華型プリンターのP-300発売していて、それを購入してプリントしてました。
これは306dpiの解像度で出力出来ました。
当時のカラーインクジェットプリンターとは一線を画す、そのプリント画像に驚きました。

それから、このカメラ、両手で持とうとすると、レンズが右手側に寄りすぎて、よく指を写してました。(^_^;)
#QV-10もそうでしたが・・・

尚、この機種はexifには未対応(同社製ではC-900ZOOMより対応)になっていますが、下記のフリーソフトで
画像ファイルから撮影情報(撮影日時、記録サイズ、シャッター速度、絞り値、フラッシュの有無、ズーム、マクロモードなど)を
取り出すことが出来き、テキストファイルに書き出せます。(画像ファイルに撮影情報は記録されている。)
C-820L Data Extractor ダウンロードページ (Vector)

結局、このカメラはC-900ZOOMを入手した2000年の夏ぐらいまで丸三年愛用していました。
#一番思い出を記録してくれたデジカメかも?


三年間で撮った画像のいくつかを作例としてこのページの先頭の方に貼っておきましたので、当時を知る人は
覗いて懐かしんでみてくださいね。
また、この頃のデジカメ黎明期を知らない世代の方は、「昔のデジカメってこんな写りをしていたのか〜」という
意味で楽しめると思います。

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