機材選びは楽しいね!■デジタルカメラ本体編
デジタルカメラグッズ情報

■デジタルカメラ本体編


★QV-10 (CASIO) 記念に保存してあります。(まだ完動します。)

正面から 斜め横から 背面側 QV-10とF30
このカメラでの作例はこちらです。

・主な仕様

CCD:25万画素1/5型、焦点距離:5.2mm(35mm判換算60mm)、単焦点、開放絞り値:F2
レンズ構成?群?枚、シャッター速度8〜1/4000秒、記録メディア:2MB内蔵メモリ、
電源:単三型電池4本、サイズ: 幅130mm×高さ66mm×奥行き40mm、質量: 190g、定価65,000円
1995年3月に5万円強で購入?

・使ってみての感想(回顧録)

私が買った最初のデジタルカメラはQV-10(CASIO)でした。発売前に予約して、1995年の3月の発売日に5万円強で
市内の店で購入。

この機種がコンシューマー向けデジタルカメラのはじまりといってもいいと思います。
#リコーがQV-10よりひと月前に発売したDC-1(当時実売価格が一式で20万円以上した35万画素機)も人気が
#あったが、結構高価なのでマニア向けという感じでした。
#コダックからはビジネス向け(プレゼン用)のDC-40がさらに1ヶ月前に発売されていた。

尚、世界最初のデジタルカメラは1981年のソニーの「マビカ」試作品であったとされている。
これはフロッピーに記録される方式だった。
現在のように画像をデジタル記録する製品は1988年に富士写真フイルム(現:富士フイルム)が発表した
「FUJIX DS-1P」が世界初らしい。2MBのSRMA ICメモリカードにフィールドで10枚、フレームで5枚記録できたそうだ。
低価格の一般コンシューマー向け製品だと1994年にはアップルがコダックと開発した「QuickTake 100」
(1MB フラッシュメモリ内蔵、35万画素)が11万円台で発売されている。

世界で初めて液晶モニターを搭載したデジタルカメラは、このQV-10でした。
QV-10は、当初は月産3000台の目標だったようです。(売れる自信がなかったのかな〜)
結局、1年で25万台という大ヒット商品になりました。
まあ、実際は大爆発的な人気で初期ロットはすぐ売り切れ状態だったようです。
(私のも超初期ロットです。)

とにかく、操作が簡単で、96枚まで撮れ、しかも液晶モニターですぐ見られるのは、
まさしくデジタルカメラの原型と言っても過言ではありません。
撮った画像をその場で見られる!これいままでの常識ではなかったことでした。
さらにそれを簡単に削除できたり、一覧を見たり、パソコンに接続して画像を転送出来るのっていうのも
今じゃあ当たり前なんですが、当時は凄く画期的だったですね。
TVに繋げられるのもナイスでした〜。
何しろ撮影には電池以外にコストがかからないので、フィルムカメラとは違った使い方(メモ代わり等)も
当時、いろいろ編み出されましたね〜。
また回転レンズもポイント高かったです〜!

CCDは1/5型25万画素のCCDを搭載していたと思います。
(多分、ビデオカメラのCCDの流用だったので、長方画素だったと思います。)
保存画像はQVGA(320×240ピクセル)のサイズで、7.6万画素に相当します。
(今の携帯電話のサブカメラ並ですね〜)

オートフォーカス機構は搭載しておらず、パンフォーカスで撮影します。 マクロモードと切り替えスイッチがありました。
焦点距離は35mm換算で60mmぐらいでした。しかし、樽型歪曲収差はかなりでてましたね〜。
レンズ部は270°回転式なので、自分撮りやマクロ撮影も簡単に出来ます。
#しかもマクロモードにするとかなり寄れました。
もちろん光学ファインダーもありませんでした。
また絞りも開放F2とF8の2段しか切り替えられません。
シャッター速度は1/8 〜 1/4000秒だったようです。
フラッシュも内蔵されていませんでした。しかし、結構、暗いところでもよく撮れました。
#今考えれば、レンズがF2で明るかったんですね。後継機種のQV-10Aは開放絞り値がF2.8になってしまったようです。
単三型乾電池4本で駆動します。液晶はTFT型1.8インチ6万画素。
テレビにも接続できたので、大勢で見るのも便利でした。

#そういえば、QV-10発売から2年ぐらい経って、レイノックス(吉田産業)からQV-10用のコンバージョンレンズが
#「発売されて、それを購入したのが、コンバージョンレンズを初めてかった時でした。
#テレコンが1.5倍、ワイコンが0.66倍でした。2倍のマクロコンバージョンレンズも買いました。
#詳しくはコンバージョンレンズのページをご参照下さい。
#QV-10は60mm相当なので、ワイコンで40mm、テレコンで90mm相当になりました。

メモリーカードは使用できず、撮影画像は全て2MBの内臓メモリで保存します。(最高96枚まで保存可能)
QV-10用パソコンリンクキットも購入して、パソコンの画像入力機器という捉え方で使っていました。
パソコンとはRS-232C接続で画像転送に大変時間がかかったのを覚えています。
データ形式はカシオ独自のCAM形式でした。この形式は基本構造はJPEGに準じていて、ヘッダーが付加された形式
だと思いました。別売りのパソコンリンクキット(RS-232C専用ケーブル付き)でカメラ本体のメモリからパソコンに転送し、
JPEGに変換出来ましたが変換速度もかなり遅かったですね〜。
後に、CAM2JPG等のフリーの変換ソフトをよく使っていました。(^^ゞ

買ったばかりの頃、香港にこのカメラを持っていって撮影していたら、気がつくと、後ろに人だかりが・・・
撮った画像を液晶で見せると、みんな驚いていました。
そして、質問がたくさん飛んできました。
「それいくらだ?!」、「どこで買ったんだ?!」ってね・・・

使い勝手は本当によく考えられていて、よかったです。(大きさ、重さも・・・)
しかし光学ファインダーがないので、液晶だったので、電池の持ちはあまり良くなかったですね。
#大変電池喰いで、2時間は持たなかった・・・

当時のデジタルカメラは撮影した画像をパソコンで見るかテレビで見るという出力形態が圧倒的でしたね。
プリントは当時出始めたカラーインクジェットプリンターで印刷してました。
後にカシオがシールプリンターQG-100を出したので、それも購入しました。

私も当時の感覚ではカメラとしてというよりもパソコン周辺機器(スキャナなどの画像入力装置)として
QV-10を当初使ってました。

このページの先頭にリンクした作例をご覧頂ければわかると思いますが、カメラと見ると解像度もまったくダメで、
QVGAでは何が写っているかよくわからない状態です。
まあ、この画質ではシールプリントがやっとですね〜。L判プリントは出来ません!

しかし、このQV-10は、なんだかんだで1997年7月にオリンパスの81万画素機C-820Lを買うまで2年強使いました。

やっぱりデジタルカメラの歴史に残る一台ですね〜。

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