機材選びは楽しいね!■デジタルカメラ本体編
デジタルカメラグッズ情報

■デジタルカメラ本体編


★FinePix S5Pro (FUJIFILM) 現在のメインカメラです。

ボディ単体 DX18-70mmを装着 DX17-55mmを装着 裏側(MB-D200着)
Ai50mmF1.4Sを装着 MB-D200とAi50mmF1.4S S5ProとD70のボディ比較 S5ProとD70
このカメラ(+標準ズームレンズDX17-55mm)での作例はこちらです。(一部、D70で撮影した画像も含まれています。)
 その他のレンズの作例は交換レンズ編にあります。

・主な仕様

CCD:1234万画素(S画素617万画素+R画素617万画素)23.7×15.6mm スーパーCCDハニカムSR PRO
NikonDXフォーマット(APS-Cサイズ)準拠/原色フィルター/インターレーススキャンタイプ 焦点距離:1.5倍、
シャッター速度:30〜1/8000秒,BULB、記録メディア:コンパクトフラッシュ、
電源:専用リチウムイオン充電池(NP-150)またはマルチファンクションバッテリーパックMB-D200装着時
NP-150×2本もしくは単三型乾電池6本
定価オープンプライス(基準価格?258,000円)、2007年1月31日の発売日に本体200,000円で購入

・機種選定の経緯

私はD70を2004年3月の発売日に購入して以来、約3年間、大変気に入って愛用してきました。
しかし、長く使っているといろいろと不満に感じる部分も出てきました。それが以下の通りです。

D70の不満な点
  1)色味にコクが足りない。
  2)高感度に弱い。
  3)ダイナミックレンジが狭い。(特に輝度差の激しい逆光や夜景撮影時などは白トビしやすい)
  4)RAW+JPEGのFINEで同時記録できない。(D70はRAW+JPEGのBASICのみ)
  5)ボディの質感がいまいいち。(防塵防滴でもない)
  6)ファインダー倍率が低い。
  7)液晶モニターが最近のモノと比べると小さい
  8)モードダイヤルが不意に回ってしまう。
  9)ミラーアップ撮影出来ない。
 10)リモートコードが使えない。(しかし、ニコンで改造を受け付けてくれた。費用は2万円ぐらい)
 11)非CPUのMFレンズで内蔵露出計が使えない。
 12)マルチファンクションバッテリーパックが使えない。
   (一部の中国製?の輸入品がありますが、赤外線受光窓までケーブルを引っ張って両面テープで留める必要がある。)
   (半押しには対応していない)

さて、話はちょっと戻って、S5Pro発売の1年前にD200が発売され、これを買おうか迷っていました。
ボディ性能は上記4)〜12)のすべてを満たしていて、さらに値段もそのボディ性能を考えれば、割安に感じました。
一方で、1000万画素という画素数や秒間5枚の連写機能は私にはあまり必要と感じてはいませんでした。
発売当初のノイズ問題やらで話題になっていて、ちょっと購入を躊躇してました。
(その後、D200は4月頃出荷分よりこれらの問題はある程度対策をされて出荷されたようです。)
それで、まずはボディよりちょっといいレンズを先に揃えようと思い、その資金をVR70-200mmF2.8Gと
DX17-55mmF2.8Gに使ってしまいました。(^_^;)
(この選択は今でも正解だったと感じています。)

その後、2006年初秋にD80が発売になり、これもかなり魅力的に思いました。
D200と同じファインダーやAFモジュールを搭載して、シャッターもフォーカルプレーンになり、さらに高感度ノイズも抑え、
JPEGの画質もかなり見栄えが良くなったように感じで、「コストパフォーマンスが抜群な機種が出たな〜」と思いました。
もちろんリモートケーブルやマルチファンクションバッテリーパックも使えますし・・・
MFレンズ使用時の内蔵露出計は使えない、マグネシュウムではなくD70と同じプラボディなところはちょと惜しい?
しかしながら、このD80もかなり魅力的に見えました。

ところが何故これらのボディをぐっと我慢して購入しなかったのかというと、やはりフジのS3Proの画質に
一種の憧れを抱いていたからでもあります。
このサイトの掲示板にはS3Proユーザーの方が常連さんでいらして、その方の画像やネット上で「いいな〜」と
思った風景写真を見たらS3Proで撮られたものだったと言うことがありまして、フジのS3Proとその後継機種が
非常に気になっていたからでもあります。
とにかく、S3Proの発色とダイナミックレンジの広さには強い興味を持っていました。
S3Proは当時のデジタル一眼レフカメラの中でもマイナーな機種で、写真館等の営業写真などプロの現場では
多く使われていたようですが、一般のアマチュアカメラマンにはそれほど浸透はしていなかったようです。

一時はS3Proを買おうかとも思いました。
しかし、S3Proにも大きな以下のような欠点がありました。
 ・一番大きいのがレスポンスが非常に遅い
 ・ボディがプラでチープ(もちろん防塵防滴ではない)
 ・露出補正やブラケットなどがF80ボディなので、1/2EV刻み
 ・ファインダー倍率低い(0.8倍)
 ・液晶モニターが2.0型と小さい
 ・RAW+JPEGではJPEG画像の大きさに制限がある
 ・非CPUのAiレンズが使用できない
 ・シャッター速度が最高1/4000秒まで
 ・i-TTL調光には対応していない
 ・電池の持ちが悪い
などなど・・・
#銀塩のF80のボディに起因するところが多いかな?

D80発表時ぐらいから既にS3Proの後継機種が出るとの噂があり、この時点でD80もあまり購入してみたいという
気持ちが起きなかったのも事実です。
そしてD80発売から約1ヶ月後の9月末にフォトキナ2006で、ついにS5Proの開発の発表があり、サンプル機も展示されました。

その発表はまさしく私が望んでいたD200のボディにS3ProのCCDを積んだカメラの姿でした。
D200やD80をぐっと我慢して、待った甲斐がありました〜。
その後、S5Proの発売を待ち、発売決定と同時に、近所の店に予約をして発売日に手に入れました。
(詳細は下記に記載)

では、何故、S5Proにしたかと言うと、ずばり、「フジの色を求めて」と言うことです。
S5Proは確かにダイナミックレンジの広さが話題になっていますし、そうした部分もこの機種を選んだ要因の
ひとつではありますが、一番大きな理由はやっぱり色なんです。

D70はほとんどRAW+JPEGで撮っていて、NCもD70と同時購入して以来ずっと使っていますが、
S3Pro・S5Proの色には、なかなか出来ないんです。

フジのS5Proのパンフレットでは、『色階調を破綻させることなく色を再現している』とあります。
『画質調整機能で彩度やコントラストを調整するだけでは「フジクローム」を再現することはできません』と明言しています。
たしかに彩度を上げただけとか、トーンカーブでいじったぐらいではその色にほど遠いんですよね。
(私の場合はNC4でLCHエディタやRGBチャンネル別のトーンカーブでの補正も試みました。)
まあ、絶対無理!っていうこともないと思いますが、私にはちょっと無理でした。

フジは長年、フィルム開発を行ってきて、その中で色の研究に膨大な時間や費用、人材を注ぎ込んできたようで、
その技術をデジタル画像にも投入してきている思います。
#そういえば、以前アサヒカメラデジタルだったかの本でフジフイルムにいた太田登博士のインタビュー記事があって、
#それを読むとフジフイルムの色に関しての研究の一端がわかります。

さて、そういうことで、フジの色が好みか好みでないかで、選択が分かれると思います。
また、どんな被写体でもフジの色が合うとも思えません。

#ちなみに私はD70ですが、このニコン機の色合いも結構好きです。
#RAWから現像するとなかなかいい仕上がりになることもあります。
#特にちょっと暗めに仕上げるのが好みかな?

ということで、D70に比べてS5Proの優れていると思われる点をまとめてみました。

◆機能面では
・D200のボディになってファインダーが大きく見やすくなる。
・非CPUのAiレンズ使用時にカメラ内蔵露出計が使用でき、exifにもそのデータが残る
・防塵防滴のマグネシュウムボディで使いやすく、質感も高くなった。
・リモートコードや縦位置グリップになるバッテリーパックが使えるなど
・液晶が1.8型から2.5型とかなり大型化されている

◆画質面では
・広いダイナミックレンジ(D70に比べて2EV以上広がり、白トビに強い。)
・フィルムシミュレーション(特にフジクロームモード)等のフジ独特の深みのある色合い
・高感度での低ノイズ(ISO1600が実用的になる。ISO3200まで使える)
・JPEGの撮って出しでもそこそこ使えそう?AWBがD70よりよさそう?
Fマウント対応中級機各ボディの性能比較表
機種名 D70 D80 D200 S5Pro S3Pro
画素数 610万 1020万 1020万 1234万
(S:617万+R:617万)
1234万
(S:617万+R:617万)
記録メディア CF SD CF CF CF&xD
RAW+JPEG
記録方式
12bitRAW
+JPEG BASIC
12bitRAW
+JPEG FINE
12bitRAW
+JPEG FINE
14bitRAW
+JPEG FINE
14bitRAW
+JPEG(1440×960pixel)
35mm換算
焦点距離倍率
1.525倍 1.523倍 1.523倍 1.56倍 1.56倍
感度 ISO200〜ISO1600 ISO100〜ISO1600
+1段増感可能
ISO100〜ISO1600
+1段増感可能
ISO100〜ISO3200 ISO100〜ISO1600
マルチパターン測光 3D-1005分割 3D-420分割 3D-1005分割 3D-1005分割 3D-10分割
露出補正ステップ 1・1/2・1/3EV 1・1/2・1/3EV 1・1/2・1/3EV 1・1/2・1/3EV 1・1/2EV
シャッター速度 30〜1/8000 30〜1/4000 30〜1/8000 30〜1/8000 30〜1/4000
連写機能 秒間3枚 秒間3枚 秒間5枚 秒間3.3枚 秒間2.5枚
フォーカスエリア 5点 11点 11点 11点 5点
TTLフラッシュ制御 i-TTL i-TTL i-TTL i-TTL D-TTL
光学ファインダー倍率 0.75倍 0.94倍 0.94倍 0.94倍 0.8倍
シンクロ接点速度 X=1/500 X=1/200 X=1/250 X=1/250 X=1/180
シンクロターミナル × ×
ライブビュー機能 × × × ○(カラー) ○(白黒)
デジタルイメージ
プログラム
× × ×
液晶モニター 1.8型13万画素 2.5型23万画素 2.5型23万画素 2.5型23万画素 2.0型23.5万画素
ボディ材質 エンプラ エンプラ マグネシュウム マグネシュウム エンプラ
防塵防滴性能 × × ×
内蔵露出計の
非CPUレンズ対応
× × ×
ミラーアップ機能 × ×(ディレイモードあり)
リモートコード ×(改造可能)
バッテリーパック × △(ボディ一体型)
電源 EN-EL3 EN-EL3e EN-EL3e NP-150 単3形ニッケル水素電池
4本
サイズ 140×111×78mm 132×103×77mm 147×113×74mm 147×113×74mm 147.8×135.3×78.5mm
重量 595g 585g 830g 830g 815g
・購入までの経緯

S5proの価格はオープンプライスですが、昨年12月7日の国内販売発表と同時にカメラ量販店などで258,000円という
基準価格が出ました。
私はその日の夕方には近所のキタムラに予約を入れてました。
# もちろん、その店で第1番目の予約者でした。
大手販売店はその10%ポイントバックでほぼ横ばい状態でした。

今月に入って、1月中頃はビックカメラが258,000円のポイント12%で「ちょっと安くなったな〜」と思ったのですが、
さらに1月20日過ぎには212,000円をちょと切ったネットショップが現れました。

そして、1月26日に急にビックカメラのホームページで224,700円のポイント10%の値段が出てしまいました。
これは実質202,230円ということになります。
「おいおい!発売日前なのにこんなに安くして大丈夫なのかな?」なんて考えてたんですが、
私は密かに「ビックがこの値段なら予約しているキタムラも絶対に現金で同額以下にしてくれるな?」と思っていました。(^_^;)

そうしたら、それにすぐ追随して、ヨドバシカメラが1円安い224,699円+ポイント10%に変更されました。
このときに、このヨドバシの情報が価格.comの掲示板に流れました。

これに慌てたのがキタムラ本部だったようで、最初の大手2社の価格情報を見てかわかりませんが、
価格.comの掲示板で、キタムラ系列全店で202,000円にすると本部から指示書が出ているようだとの書き込みがありました。

しかし、この時既にビックカメラが値段を打ち間違ったか、メーカーの指導があったのか不明ですが、
すぐに258,000円+ポイント10%に戻りました。
ヨドバシも同様に戻りました。

キタムラに電話で確認した複数の人が、その指示書どうりの値段だと言われたようです。
また、キタムラ系列店に予約していた一部の人は店から、入荷の連絡があり、202,000円だと言われとの書き込みもありました。

そこで、私は27日に値段の確認の電話を入れたのですが、出たのが若い店員でした。
店員「お値段は238,000円になります。」ということでした。私「なんだか20万2千円で本部から指示書が
出ているようだけど?」と言ったら、「ちょっとお待ち下さい」といってしばらく経つと「店長に確認いたしましたところ、
そういった指示書は来ていないようです。」という返事でした。
私「おいおい・・・」 店員「当店では、なんでも下取り10000円引きの222,000円になります」との返答でした。
私「他のキタムラの店舗は202,000円って電話で聞いているんだが・・・?(本当は聞いていなかった(^_^;))
じゃあまた発売日に近くなったらまた電話するからそれまでにもう一度確認しておいてよ!」ということで電話を切りました。
(結局、このときは価格.com掲示板のことは言いませんでした。)

しかし、これでは、価格.comの情報と2万円も違うので、このとき、予約をキャンセルして他のキタムラに
当たってみようかとも考えました。

それから2日後の29日に今度はいつも無理言ってマケてもらっているなじみの店員(副店長格?)を指名して電話しました。
生憎接客中だったので、折り返し電話をもらいました。
私が「S5PROの値段はどうなんたの?」と言うと、「なんだか価格.comの掲示板に指示書が出ていて202,000円という事が
書き込まれているが、どうやら手違いだったようです。その値段では仕入れ原価を大きく割っています。
既に他店で202,000円と連絡したところは相当困っているみたいですよ」
そういえば価格.comにその後、仕入れ原価は208,800円前後ではないかとの書き込みもありました。
価格.comの最安値もそれより千円ほど上乗せした価格なので、やっぱりそのくらいが仕入れ値なのかと思いました。
そして、いつもの店員に私「わかった、それじゃあ、やっぱり下取りのカメラは必要なの?」
店員「こちらでご用意させて頂きますので、お持ちになられなくても大丈夫ですよ」ということになりました。
既に価格.com掲示板では202,000円で確約をとった人もいたようですが、私はこの値段で納得して
買おうかと思うようになりました。
そして、店員に私「MC-30も注文するからよろしく!」
店員「MC-30なら当店に在庫がございますのでお取り置きしておきます。
値段は少し勉強させて頂きます。」というようなことをいっていたような?

その翌日の正式発売日前日の30日、店に依ってはやはり既に入荷していて、予約者に渡しているようです。
私はまた昼過ぎに電話して「S5pro入ってる?」、店員「まだ来ていないようです。
今日の夕方ごろには入ると思いますが、メーカーとの約束でお渡し出来るのは明日になります」とのつれない返事でした。
# まあ、私はその日は夜まで用事があったので、取りに行く時間もなかったんですが・・・
その後、価格.comの掲示板ではやはりキタムラで202,000円で購入したとの報告が何件か上がっていました。
私は、「まあ、それも一部の人がラッキーだっただけなのかな?」なんて思って、自分をなだめました。(._.)
「キタムラも一度予約者にその値段で確認の電話を入れた手前、価格を高くすることも出来ずに、
赤字覚悟で信用を守ったのかも?」とも考えました。
しかし、少し釈然としない気持ちも僅かにありました。

そして、正式発売日の昨日、店から入荷の電話があり、午後店に赴きました。
いつもの店員の姿が見えず、ちょっと不安になりました。(どうやら休みだったようです。)
店長は某社の営業らしき人と話込んでいたので、その間、私は店に置いて合った販促用の
「S5pro完全活用ガイド」を1冊もらい、読んでいました。
# この店長は以前、シグマのレンズを買った時、ちょっと値段がシブかったんですよね〜。
私は心の中で「やっぱり222,000円なのかな?まあ、しかたがないな?発売日に手に入れられるんだし・・・」
その営業らしき人が引き上げたので、それとなく店長に近寄って、「結局、S5proの値段はどうなったの?」
と聞いてみたところ、思わぬ答えが返って参りました。
店長「20万丁度にさせて頂きました。」 私「(゚_゚;)」
下取りカメラも先日電話したとおりのようで、何も聞かれませんでした。
結局、その店には予約は3台分(3人)だけだったようです。
入荷した数はそれより多かったと店長が言ってました。
「じゃあ在庫は何台かあるの?」と聞いたら、店長はでも、その値段ではもう売れないような口振りでした。
# つまりは予約者だけの特典にした形なのかな?

ということで、詳しい内訳は
・S5pro・・・200,000円(レシートには232,000+下取値引-32,000と打ってありました。)
・NP-150・・・6,400円
・MC-30・・・4,100円
・MB-D200・・・13,500円

合計税込み224,000円でした。
#そこそこ安く買えたかな?

予約特典のオリジナル
ストラップ(左)と
標準に同梱されている
ストラップ(右)

・S5Proの特徴

・S5Pro=D200ボディの特徴

・防塵防滴のマグネシュウム合金ボディ
・Aiレンズ対応---絞り優先、マニュアルが可能。内蔵露出計動作
・2.5型大型液晶モニター 視野角170°
・11点フォーカスポイント、1005分割3D-RGBマルチパターン測光機能
・スピードライトの調光はD200同様、i-TTL方式になった。(以前のD-TTL方式は使えない。)

ちなみに、これまでのFujifilmFinePixSProシリーズのベースボディの変遷は
S1Pro---F60  使用できるレンズが限定(AF-S,AF-IレンズはAF不可、VRレンズも制限あり)
S2Pro---F80  露出補正が1/2EV刻み、AF-SやVRレンズに対応、電池がボディ部とデジタル部で別に必要
S3Pro---F80  基本的にボディはS2Proと共通、縦位置シャッターボタン標準装備、S2Proとグリップの形状が異なる。
S5Pro---D200 デジタル専用設計の防塵防滴マグネシュウムボディ、露出補正1/3EV刻み、
           非CPUのAiレンズでも露出計連動、i-TTL対応、

尚、S5ProはD200用ニコン純正オプション並びにサードパーティ製D200用品のほとんどは共有出来ます。
(D200専用リチウムイオン充電池は使用不可)

・D70からの乗り換えだと
マルチファンクションバッテリーパック装着可能
単三乾電池6本でも動作可能 エネループで1000枚撮影可能?
10ピンターミナル端子装備 ケーブルレリーズ等が接続可能
外部ストロボ端子 大型ストロボが接続可能
USB2.0 D70はUSB2.0だがハイスピードが使えなかった。S3ProはIEEE1394端子があった。
バッテリーはID機能によってD200用やD70用のものは使用できない。
バッテリーパック経由でも不可。
NP-150はD70でも使用可能
D70の充電器でNP-150の充電可能だが満充電にならない。

・CCDの特徴
S5Proに搭載されている「スーパーCCDハニカムSR Pro」は、S素子617万画素+R素子617万画素=1234万画素で、
出力は1210万画素になります。

歴代のFinePixSProシリーズ搭載CCD
S1Pro---スーパーCCDハニカム 340万画素
S2Pro---スーパーCCDハニカムIII 617万画素
S3Pro---スーパーCCDハニカムSRII 617万画素+617万画=1234万画素
S5Pro---スーパーCCDハニカムSR Pro 617万画素+617万画素=1234万画素

S5Proに搭載されていたのがスーパーCCDハニカムSR Proという撮像素子です。
フジがデジカメに参入した当時からハニカム(蜂巣)構造のCCDを使っていました。
このハニカムは普通のCCDの画素を45°回転させて斜めにして、その角を落とした、8角形に近い形をしています。
こういう構造にすることによって伝送回路を効率よく配置出来るようになり、ひとつの画素につき、通常のCCDの
1.6倍もの受光面積を得ることができるようです。
CCDはその受光面積の大きさによっってダイナミックレンジの広さが左右される有力な一因になります。
コンパクトデジタルカメラよりデジタル一眼レフの方が圧倒的に画素面積が大きいので、ダイナミックレンジが広くなる
という理屈と同様に、通常のCCDよりハニカムCCDの方がダイナミックレンジが広くなるということらしいです。
これがハニカムHRという素子なんですが、S3ProやS5ProはSRというハニカムCCDを使っていて、これはさらに
画素の間にさらに小さい画素を配置しています。
この小さい画素がR素子というもので、大きい方がS素子と呼ばれています。
このR素子は小さいので感度が悪いのですが、それが白トビを抑えるポイントになっているんです。
R素子は通常のS素子の1/16の感度だそうです。と言うことは、強い光が当たっても、感度が悪いので、飽和しない
ので、その強い光のデータが得られるという訳です。
それを通常のS素子と組み合わせるて計算させています。
そうすると白トビ側では通常のCCDでは階調データがなくなっている場合でも、R素子がその階調データをしっかり
記録しています。さらに先ほど述べたハニカムの受光面積の大きさが黒ツブレ側でも階調データを記録する
のに一役買っています。
したがって、中級クラスのデジタル一眼レフカメラが7EVぐらいのダイナミックレンジ幅のところをS5Proは
9EV以上のダイナミックレンジの幅があります。

・解像度について
ところで、S5ProはSR素子で617万+617万画素ですが、R画素は解像度にはほとんど貢献していません。
(SilkyPixを使えば、R画素も解像度に使うことが出来ますが、結果はあまり芳しくないようです。)

ハニカム配列ご存じのように斜め配列されています。
これは、人間の目は縦横の細かさには敏感だが、斜めはそれに比べると鈍感であるということを応用した配列だと思います。

それを出力段階で正方画素の並びのJPEGに出力するのには、倍の面積の画素に演算によって変換する必要があるのです。
従ったRAWデータは1200万画素で出力されます。
でも、それをモニター等倍でみると非常に解像度がないように見えます。(当たり前なんですけど・・・)
# それでも600万画素機の画像を補間処理して倍の1200万画素相当にしたものよりはいくぶんいいかもしれません。

ハニカムの場合、本来的には、正方画素に比べ画素数が√2倍の画素に相当する解像度ではないかと思われます。
斜めにすれば、縦横の解像度は√2倍になるので、およそ862万画素相当なるのではないかと思っています。
# 詳しくは以下のページをご参照ください。
http://aska-sg.net/shikumi/009-20050608.html
しかし、斜め方向はあくまでも617万画素相当分なので、縦横と斜めの解像度の違いからなんらかの歪みが生じ、
斜め線にジャギーが出るのではないでしょうか?
(これはあくまでの私の考えなので、合っているかどうかはわかりません。詳しい方はお教えくださいませ。)

ということで、RAWで出力した画像は1192万画素(4230×2820pixel)ですが、それを約610万画素(3024×2016pixel)の
画像の√2倍の画素数にすると約862万画素(3600×2400pixel)になります。
従ってRAWで現像した4230×2820pixelの画像を3600×2400pixel程に縮小すれば、A3ノビやワイド4つなら
問題のない解像度になると思います。
(しかし、ごく細部に若干偽解像することがあるかも。)

・ダイナミックレンジ拡張
銀塩フィルムには大小2種類のハロゲン化銀粒子が塗布されています。これにより広いラチチュードを持っています。
銀塩フィルムが有するこのような機能分担の構造を撮像素子に応用した技術がハニカムSRだということらしいです。
http://ammo.jp/monthly/0510/05.html
http://www.fujifilm.co.jp/ii/ph02.html

S素子に対して1/4の飽和電子数及び1/16の感度しかないR素子が、主にハイライト側を補っています。
それをS素子側の画像と14bitで合成した後、8bitに階調を圧縮してJPEG出力しています。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/jobs/graduates/tech/outline/04/review0405.html

従って、ハイライト部を持ち上げるのでは無く、ハイライト部でも階調の残ったR素子画像を合成してる訳です。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/pdf/tech/ff_rd050_001.pdf

ちなみにS素子のみだけでも暗部側がかなり階調が残っています。
S素子とR素子の画像を分離出来るs7rawで現像してみるとよくわかります。
もともとハニカム構造は広く受光面積をとれるので、S素子だけでもダイナミックレンジは有利なようです。

例えば、シロトビの面積の多い画像の場合にはSR素子が生きてきます。
カメラの露出を2EVオーバー目に撮影しても、RAWで保存すれば、シロトビした部分の色や階調がしっかり残っています。
S5Proの色が他機種の画像をレタッチでもなかなか出せないのは色情報だけでなく、
広いダイナミックレンジからくる階調情報を加味しているからだとフジも言っています。
この辺は長年、フィルムで色の研究を行ってきたフジフイルムの強みでもあると思います。

上記のようにCCDには大小の2つの画素が617万画素づつ配置されていて、小さいR画素が大きいS画素より
1/16しかない(感度が悪い?)ことを利用してダイナミックレンジの拡張が行われています。
S画素とR画素をそれぞれ読み出し、カメラ内部の画像処理でその信号が合成されています。
このとき内部では14bit処理されているようです。
ちなみに普通のデジタル一眼レフは内部12bitなのでこれに比べれば4倍の階調幅があります。
また、もともとハニカム構造は1.6倍ほど広く受光面積をとれるようなので、600万画素クラスのAPS-Cサイズを持つ
デジタル一眼レフよりもS素子だけでもダイナミックレンジは有利なようです。

S5Proは下記のフィルムシミュレーションモードの選択によって、自動的に最適なダイナミックレンジが選択されます。
ただし、STDモードの場合のみユーザーがダイナミックレンジ幅を100%,130%,170%,230%,300%,400%のいずれかか
カメラが最適値に自動的に決めるAUTOかが選択可能です。
ちなみにS3Proでは100%、170%、230%、400%の4つしか選択できなかったようですがS5Proでは上記のとおり
6つのレンジに細かく選択できるようになりました。
 
このダイナミックレンジの広さがこのS5Proでの売り文句でもあり、実際にかなり白トビに強かったりします。
これは既存のデジタル一眼レフカメラではナンバーワンだと思います。
# しかし、ネガフィルムのラチチュードの広さには、適わないですが、ネガに一番近いカメラだとは思います。

STDモードでは230%がいちばんおすすめだとフジフイルムの方のインタビューでの記事を見たことがありました。
# ちなみに、F2(フジクロームモード)ではダイナミックレンジは100%ぐらいじゃあないかと感じています。

ただし、ダイナミックレンジ拡張を行うと連写速度が低下してしまいます。
 100%では連写秒間3.3コマ
 100%以外では秒間1.6コマ
となるようです。
 
・フィルムシミュレーションモード
ダイナミックレンジの広さに続いてもうひとつのS5Proの特徴はこのフィルムシミュレーションだと思います。
S5Proは以下のSTDモードと5種類のフィルムシミュレーションモードを持っています。
(ちなみにS3ProではSTDとフィルムシミュレーションはF1,F2モードの2つだけでした。)

 STD---どんな被写体でも対応するプロビア調
 F1 ---スタジオポートレート向きのプロネガ調
 F1a ---暖色系で自然な肌色のプロネガ調
 F1b ---鮮明な青空となめらかな肌色描写のアステア調
 F1c ---メリハリ感のあるプロネガ調
 F2 ---鮮やかな発色のカラーリバーサル風のフジクローム(Velvia100F?)調

STD以外のフィルムシミュレーション設定時はダイナミックレンジ拡張は設定不可能で自動的に最適値に設定されます。
これらのフィルムシミュレーションモードは彩度やコントラストだけでなく、ダイナミックレンジの広さによる階調の豊かさ
がその発色に大きく貢献していると思います。
# 尚、STDモードでも充分高彩度でフジの色の特色が出ていると思っています。

尚、HS-V3現像時の露出補正やダイナミックレンジの変更は、現像時に一端、STDモードにしてからでないと変更できません。
露出補正は、HS-V3のフィルムシミュレーションであるF3、F3a、F3b、F3c、F4モードにモード変更すれば調整可能です。
しかしながら、カメラ内部のフィルムシミュレーションモードの色合いとHS-V3のフィルムシミュレーションの色合いが
微妙に異なります。

・高感度設定
ISO100〜ISO3200まで1/3EV刻みで設定可能。(S3ProはISO1600まで1EVステップ刻み)
ISO1250超ではR画素は使わずS画素のみの使用となる。
ノイズリダクションはORGモードとよりノイズを低減したSTDモードのふたつのモードが選択可能です。
同社のコンパクト機のF31fdと同傾向の標準(STD)モード、もう一つはカラーノイズは若干増えるが極力ディティールを
残すオリジナル(ORG)モードです。

S5ProはそれまでのS3Proに比べると、高感度ノイズがかなり抑えられているようです。

私の中では条件によってはISO3200でも結構いけるかなって感じでした
ORGモードも悪くない感じが・・エッジとかがぼやけにくいしノイズも細かい感じです。

STDモードでも、ノイズに関してはノッペリっていう感じはないですね。
ORGモードはかなりディティールを残した感じです。
そのかわりちょっとノイジーですけど・・・

まあ、当初期待されていた高感度でのノイズレスということはなく、それなりにノイズあります。
ISO1600なら2L判とかの小さいプリントなら問題ないくらいです。
ISO3200もL判ぐらいならいけそうです。

ちなみに、ISO1250は画素が小さくノイズに弱いR画素も使っているので、ちょっとノイジーです。
それなら、思い切ってR画素の情報をカットしたISO1600をおすすめします。
高感度に設定したくて、さらにダイナミックレンジも欲しいシーンではISO800までに止めておいた方がよろしいかと思います。
# 出来ればISO400が無難です。

STDモードでも夜景など暗いシーンではそれなりに高感度ノイズは目立ちます。
私はこのような場合、SilkyPixのノイズリダクションをかけて現像しています。
# 専用現像ソフトのHS-V3のノイズリダクションはいまいちなんですよね。

逆にISO100、ISO200ぐらいの低感度はD200と違い、本当にノイズないです。
それから熱ノイズに関してもかなり優秀そうです。
特に長秒撮影時の撮影ではダークノイズに関しては、かなりノイズレスです。
夜空の星がクッキリ写ります。

・カラーライブビュー機能
 これは撮影時に背面液晶モニターに被写体を映すことが出来ます。
 でもコンパクト機と違い以下のような制限があります。
  ・30秒間可能。
  ・AFは動作しない。
  ・シャッターは切れない
 結局はピント確認ぐらいにしか使用できないしろものです。
 まあ、マクロ撮影などじっくり撮ることが出来て、ピントをシビアに追い込む撮影にはいいかもしれませんが・・・

・顔検出機能
 再生時のみ機能する。
 一眼レフの構造上、撮影時に顔認識はできません。
 素早く顔のピント確認には重宝するかな?
 私は別になくてもよい機能でした。
 # それより再生時の拡大率をもっと上げて欲しかった・・・

・実際に使ってみた感想

D70からS5proだと、「こんなにも違うのか〜!」というのが素直な感想です。
これはボディが、というのと画質がというのの両方です。

とくにD200と同じボディなのですが、まじまじと触ってみると、「ん〜、やっぱいいわNikon!」バキッ!!☆/(x_x)
フジクローム(F2)モードのコクのある色合いはやはり素晴らしい!
F1bはなかなかいい発色ですね。
私は主に風景・夜景・花・家族・猫を撮影しているんですが、それらの被写体にもなかなか合っていそうです。
私はフィルムの持つ独特の色合いやラチチュードの広さ、柔らかさが好きなんですよね。
そんなことで、一番フィルムに近い画像を出すデジタル一眼レフカメラが
やはりフィルムメーカーであるフジフイルム製のものだと思っていました。

S5ProのフィルムシミュレーションはハニカムSRの広いダイナミックレンジと密接に関係がありそうです。
高彩度でも色の階調がしっかり残っています。
白トビだけでなく、赤トビや黄色トビにもダイナミックレンジの広さの恩恵があるようです。
だからフジクロームモードの高彩度な画像でも階調が柔らかいんだと思います。

例えば、フジクローム(F2)モードですが、この色はレタッチしてもなかなか再現出来ないんですよね〜。
フジフイルムのこれまでの色の研究の成果といっていいでしょう。
フジもS5Proの販促用パンフレットで「他社デジタル一眼レフにも画質調整機能で彩度やコントラストを調整することは
できますが、単純に彩度やコントラストを調整するだけでは「フジクローム」を再現することはできません。」と言い切ってます。

それで、このフジクロームモードは風景全般に向くかと思いますが、人物はいけません!
顔の色がおかしくなります。
こういう場合はF1bというモードがあります。
これはフィルムのアスティア調を意識した色再現が行われるみたいです。
そのほかにも人物用はF1・F1a・F1cなどのモードもあります。

ただこのフィルムシミュレーションモードで撮ると、RAWデータでも、現像時にいっさいの調整が出来ないんです。
現像ソフトでフィルムシミュレーションからスタンダードモードに変更すれば、普通に様々な画質調整できます。
また純正現像ソフトHS-V3にもF3〜F4というフィルムシミュレーションモードがあるんですが、
カメラ内部のF1〜F2とは色などが僅かに違うんですよね〜。
F4はVelvia調となっていますが、どちらかというとカメラ内部のF2(フジクローム)の方がVelviaに近いと思っています。
また色合いもF2の方が好みだったりします。

私の場合、普段はF2かF1bモードにしてRAW+JPEG/FINEすべて撮影しています。
この場合は、できるだけ現場でホワイトバランスや露出を合わせるようにしています。

現像に関してはフィルムシミュレーションモードの色合いを活かす場合はHS-V3を使っています。
高感度撮影でノイズリダクションをかける時や2EV以上の補正を行うとき、レンズの周辺減光や歪曲収差、
色収差の補正、画像の傾き調整などをする場合はSilkyPix Developer Studio3を使っています。
# 一応、FinePixStudioでも現像してみましたが、HS-V3に比べかなり処理が重いです。
# またフィルムシミュレーションモードでは、FinePixStudioの場合、ほとんど調整できません。

ダイナミックレンジの広さはデジタルカメラでは驚異的です。白トビ気にせずオーバー目で撮れそう?
私はSTDモードだと、ダイナミックレンジはAUTOでとりあえず撮っています。
それでも飛んでいた時はRAW現像時の400%にするっていう手もありますから・・・
S5Proだと露出がいい加減でもなんとかなっちゃいそうで、手抜きが増えるかも?
ちょっと撮ってみたのですが、確かにD70でレタッチしていたような画をほとんど無修正でいけそうです。

そういえば、故意に画面の2/3ぐらいが真っ白になるくらいにオーバー露出で撮ってみたのですが、
そのRAWデータを現像したら、なんと普通に見られる画像になりました。
これはもうビックリでした。
真っ白な画像にはしっかり階調が残っていました。

撮り方としては、D70は白トビに弱かったので、少しアンダー目に撮って後からD-lighting等で暗部を持ち上げて
いましたが、S5proは、後からマイナス補正を少し加えるぐらいのつもりで少し明るめに撮った方がよさそうです。
# D70では、アンダーに撮って暗部を持ち上げると、増感ノイズと同じようなノイズが出ますので・・・

S5proのAWBはかなり優秀です!
タングステン光下でもかなりしっかりホワイトバランスをとってきます。

高感度ノイズに関してはデジタルマガジン誌ではD40がトップで30D、D2HS、S5PROという順位になっていますが、
カメラマン誌2月号の記事で30DとS5PROのISO800とISO3200の比較では、S5PROは30Dと互角以上
の結果を示しています。
ISO3200はモニター等倍ではさすがにノイズが目立ちました。
そこで、D70と同じく横を3000ピクセルぐらいで縮小したら、まあそこそこ見られます。
D70のISO1000〜1200ぐらいの感じでした。
ちなみにISO3200でも思ったよりディティールは結構残っています。
突飛なカラーノイズは少ない方だと思います。
実感としては、ISO3200は緊急避難用で、なるべくなら使いたくない感じでした。
# それでもD70のISO1600よりいいかも・・・?

同じくISO1600ではモニター等倍でも明らかにノイズ少ないです。
D70と同じサイズに縮小して見たら、D70のISO500〜640ぐらいと同等のノイズでした。

ISO800は常用しても全く違和感のないノイズ量でした。
D70と同じサイズに縮小して見たら、D70のISO250〜320と同等ぐらいのノイズ量でした。

ISO400ではもはやノイズを探すのが大変です。(全くないわけではありませんが・・・)
D70と同じサイズに縮小して見たら、D70のISO200となんら遜色がありません。

ちなみにS5PROのISO200とISO100はほとんど区別がつきませんでした。
ISO400は重箱の隅を突っつくように探すと、違いがわかります。

ということで、S5PROはD70と比較すると、ISO感度で1段半近くのアドバンテージがあるようです。
# まあ厳しく見ても1段以上は確実にあります。

ということで、条件によってはISO1600がかなり使えそうです。
# D70に比べ1段分ぐらい高感度にしても大丈夫そうです。

でも、私はもっとノイズレスを期待していたんですが・・・バキッ!!☆/(x_x)
ぱっと見はD40の方がノイズレスかも?(まあD40はノイズリダクションが強い感じですが・・・)

S5Proの長秒撮影での熱ノイズ(ダークノイズ)の少なさはトップクラスです。
S5proの天体撮影や星野撮影にも考慮されて設計されているようです。
# どうやら開発チームに天文ファンがいらっしゃるようです。
長秒露光時のダークノイズもD70とは大違いですね。

解像度はハニカムの617万画素なので、D70より少しましぐらいかな?
実質的には617万画素の1.4倍ぐらいの解像度だと思われます。
私は大きくプリントしてもワイド4つぐらいまでなので、このくらいの解像度があれば満足なんです。

S5ProはD200と同様非CPUレンズでもレンズ情報を入力すれば、内蔵露出計が動作します。
それで、早速、Ai50mmF1.4Sでも着けてみました。
D200ボディなので、絞り優先で露出計動くのはやっぱり便利ですね〜。
絞り環を操作して撮影するのってやっぱり楽しいです。
今後はMFレンズもいろいろと物色しそうです。(^_^;)


さて、今度はアレ?っていう点ですが、
なんと言っても、1枚撮影した後、プレビューがかなり待たされる感じです。
# RAW+JPEG(MのFINE)で5秒ぐらい?
S5Proは、書き込み中は他の操作を受け付けません。
これがどうも慣れなくて・・・D70なら撮影後直ぐにプレビュー出来ます。
これはどうやら内部ではシングルタスクで処理しているようです。
# それに比べニコン機はマルチタスクなようです。
# それでもS3Proより速くなっているという事らしいですね?
D70に比べちゃうと、全然遅いですね〜。

それからバッファフルからの復帰もやはり結構な時間がかかりますね〜
# RAWだと7枚ほどでバッファフルになりますね。
# まあ、それほど続けて枚数は撮らないので、バッファフルになることは少ないですが・・・
ちなみにバッファ容量は288MBのようです。

動体などの連写ものはあまり向かないようです。

RAWファイルの大きさにも閉口します。
S5ProのRAWは非圧縮RAWなんです。RAWデータだけでも1ファイルなんと24MBもの容量が必要です。
(ダイナミックレンジ100%以外の時)
RAW+JPEG(FINE)だと1画像当たり30MBもの容量が必要です。
このため、6GBのマイクロドライブと150倍速の8GBCFを買ったんですが、大きいデータを書き込むだけで
かなり時間がかかり、レスポンスは悪いです。
# もちろん現像時もデータ量が大きいのでより高速処理出来る環境が必要です。

ちなみに8GBのCFで280枚しか撮れません。(゜_゜;)

S5Proは6GBのMDでもそこそこの速さかな?
# MDは容量の多いタイプほど高速になっています。
# ちなみに2GBのMDは遅くって使い物になりませんでした。
6GBだと200枚ちょっと撮れますね。(RAW+JPEG/FINE・M)

従って、もっと速い266倍速や300倍速のCFが欲しくなりなります。(^_^;)
あと、一番イタイのがそのデータを保存するHDDの容量も大きいものでないと直ぐに一杯になってしまいます。
それまではPC内蔵400MBと外付け160GBのHDDで運用してますが、既に外付けHDDは満杯になってしまいました。
結局、500GBのHDD買っちゃいました!(;_;)

それからD70に比べると、S5ProにMB-D200と電池2本さらにDX17-55mmを付けたら重くって・・・(^_^;)

電池の持ちは液晶モニターが大型化された影響もあるのか、D70に比べてかなり電池の持ちは悪いです。
感覚的にはD70の半分以下っていうところでしょうか?
予備電池かバッテリーパックにエネループが必携です。

フィルムシミュレーション時などに、時たまボカした背景がシマ状になる現象が見受けられます。
また、斜め線でジャギーが出ることがあります。(S3Proより幾分ましになったようですが・・・)

また、画角がは1.5倍相当の焦点距離のレンズを付けたフィルム機と同様の画角なんですが、
正確には、D70は約1.52倍になるのですが、S5Proだと撮像素子がやや小さいので、約1.56倍相当になってしまいます。
例えば、24mmレンズではD70は36.6mm相当の画角ですが、S5Proでは37.4mm相当の画角になります。
18mmレンズだとD70が27.4mm相当がS5Proだと28mm相当になってしまいます。
同様に50mmレンズではD70が76mmがS5Proでは78mmになります。
ちなみに他のAPS-Cサイズ以下の撮像素子搭載機種は以下の通りです。
機種名 35mm換算倍率
D2X 1.521944701
D200,D80,α-100 1.523434594
D70,D50,D40 1.524900459
K-10,K-100,*istDL 1.530911922
D2H 1.546084474
S5Pro 1.5599805
EOS30D 1.6
KissDX 1.621621622
SD14 1.739130435
E-1,E-330,E-500 1.99938063

ということで、いろいろ難点もありますが、総合的に見ると 「買って良かった」です。(^^ゞ
・純正現像ソフトについて
S5ProにはFinePixStudioという現像ソフトが標準添付されています。
これは別売現像ソフトHS-V3のサブセット版のような機能があります。
HS-V3にあってFinePixStudioにない機能は
・2画面比較
・S5ProのRAWファイルでのフイルムシミュレーションモード
の2点だけなんです。

ちなみに以下がS5ProのRAWファイルの場合、FinePixStudioとHS-V3で設定できる項目です。
------------------------------------------------------------------------
■S5ProのRAWファイルの場合
・(HS-V3のみ)色空間/フイルムシミュレーション・・・sRGB又はadobeRGB:スタンダード/F3/F3a/F3b/F3c/F4(Velvia調)
・変換先フォーマット・・・TIFF16bit,TIFF8bit,JPEG8bit(FINE/NORMAL/BASIC)
・トーンカーブ・・・撮影時の設定/マニュアル設定/HARD/MEDIUM HARD/STD/MEDIUM SOFT/ORG
  RGBマスター微調整/R微調整/G微調整/B微調整
・ホワイトバランス・・・撮影時の設定/グレイピッカー/色温度指定/AUTO/晴れ/日陰/蛍光灯1/蛍光灯2/
             蛍光灯3/蛍光灯4/蛍光灯5/電球/フラッシュ/PRESET CUSTOM1/PRESET CUSTOM1/
             PRESET CUSTOM1/PRESET CUSTOM1/PRESET CUSTOM1
・増感補正・・・撮影時の設定/マニュアル(-1.0〜+3.0EV:1/6EV刻み)
・彩度・・・撮影時の設定/HIGH/MEDIUM HIGH/STD/MEDIUM SOFT/ORG/B&W
・シャープネス・・・撮影時の設定/HARD/MEDIUM HARD/STD/MEDIUM SOFT/OFF
・ダイナミックレンジ・・・撮影時の設定/マニュアル設定(100%/130%/170%/230%/300%/400%
・ノイズリダクション・・・撮影時の設定/STD/ORG
------------------------------------------------------------------------
S5Pro本体でフィルムシミュレーションモードにすると、FinePixStudioではほとんど何も変えられません。
FinePixStudio上の設定でスタンダードモードに戻せば、各種設定が可能です。

それから、HS-V3の場合、上の「使ってみた感想」の項目にも書きましたが、HS-V3のフィルムシミュレーションは
S5Pro本体のそれとはちょっと色が違います。
私はS5Proのフィルムシミュレーションの方が好みだったりします。(^^ゞ

S5Pro本体でスタンダードモードにしていると、HS-V3現像時はF3〜F4のフィルムシミュレーションモードを選択出来ますが、
F1〜F2モードには設定出来ません。(F1〜F2モードからスタンダードやF3〜F4への変更は可能です。)
FinePixStudioの場合は本体がスタンダードならそれ以外のフィルムシミュレーションの設定は出来ません。
従って、私はS5Pro本体はフィルムシミュレーションモードにして現像時にスタンダードモードに変更するようにしています。

私はS5ProにはSilkyPixやs7rawなど他の現像ソフトも使うことがありますが、フジの色を求めるとやはり純正ソフトしか
選択はないと思っています。
ただ、純正ソフトでは出来ないレンズ収差補正、傾き補正、部分補正などは16bitTIFF形式で出力して、
他のソフトに渡しています。(他のソフトのノイズリダクションなども使うことがあります。)
ということでS5ProユーザーならHS-V3は持っていてもいいソフトだと思います。

・Nikon D200かS5Proかの選択のポイント

D200からの乗り換えだと失うものも多いことも確かです。
特に、操作レスポンスや連写性能はD200の圧勝です。
解像度も本当の1000万画素機のD200はハニカムで617万画素のS5Proより当然優れています。

私の場合は撮る被写体として静止物が多いので、連写性能はそれほど必要としませんし、プリントもワイド4つ判までが
圧倒的に多いので、600万画素でも不満はありませんでした。
(しかし、当然ながらNCが使えないのがちょっとイタイですが・・・)

ということで、理想はD200とS5Proの両方を持つことではないでしょうか?
(この場合、それぞれの足りない部分を補えあえると思います。)

どちらか一つならD200の方がオールマイティな使用目的にはあっているように思います。
# しかも、それをほとんど無難にこなしてくれるようですし・・・
S5Proはその特徴に強い拘りがなければあまりおすすめはできません。
# 蛇足ながらS5ProはSTDモード(フィルムシミュレーションではない標準モード)でも、しっかりフジの色になっています。

まあ、某雑誌の比較記事を見た感想ではどちらかが優れているのではなく、同じボディでも全く違ったカメラなんだ
ということを感じました。


確かにS5Proが最初のデジタル一眼レフカメラっていう方はほとんどいないと思います。
いままで、他機種を使ってきて、やはりどこかにその画像に不満があった方が多いのでは?
実際に、店頭ではほとんど指名買いだと思います。

予約数は思っていたより伸びていないようです。
やはりFUJIFILMブランドは人気がないのかな?
はたまた617万画素では画素競争脱落か?(一応フジは1234万画素って言ってますけど・・・(^_^;))
# S5PROより安いD200の方が人気あるのかな?
# おでこのNikonロゴはやはり強力なんですかね〜

画素数は1234万画素とメーカーでは謳っていますが、実際は617万画素機ですし、連写は遅いし、データの
読み書きも時間がかかる、データは大きくて容量喰いだし、しかも値段は高いし・・・
それでも買おうという人はかなり経験のある人だと思われるので、初心者には売れないですよね。

昨年、D200を購入しようかとも思ったのですが、結局、S3PROの後継機種の発売を待つことにしたんです。
それがD200ボディになったのは、私としては、とてもよかったな〜と思います。

D200に比べ画素数は少なく、連写も遅いし、バッファフルから書き出しも遅い、データ量は大きいと
いう劣る部分もありますが、私の撮影スタイルにはS5PROの方が向いていそうです。

しかしながら、他人にすすめるならやっぱりD200かな?バキッ!!☆/(x_x)
# 上記記事は2007年に書いたものですので、現在ならD300ですね。
D700・Canon EOS 5DかS5Proかの選択のポイント
この両機種は値段は実売で10万円ぐらいの差ですが、同じ中級機として比較される方も多いと思います。
D700や5Dはやはりフルサイズの魅力につきますね。
そこでフルサイズとAPS-Cの有利な点をまとめてみました。
※私はS5Pro購入時はまだニコンからFXフォーマット機は発売されていませんでした。

フルサイズが有利な点は、
・高画素化しやすい(ドットピッチに余裕がある→もしくは階調性が豊かで、高感度に強い)
・APS-Cよりボケる。(被写界深度を浅く出来る)
・35mmシステムのレンズそのままの画角で使える。(無理矢理、超広角レンズ使わなくてもいい)
・ファインダーの実質倍率が有利
・小絞り限界値が上がる

APS-Cが有利な点は、
・あまり絞らなくても、被写界深度を深く出来る
・画角が狭くなるので、望遠で有利?
・デジタル専用レンズをはじめ、システムをコンパクトに出来る
・35mmレンズ使用時は周辺の画質の劣る部分を使わずに済む
・ミラーが小さいので、ミラーショックもそれなりに小さくなる
・CCDが小さいのでCCDシフト式手ぶれ補正機能を付けやすい(ニコンボディ機ではないですが・・・)

フルサイズ機ではやはり広角レンズがその画角で撮れるのは、自然な成り行きですよね。
レトロフォーカスのレンズが標準域にしかならないって、やっぱり違和感があるかも?
やっぱり標準域はガウスタイプが・・・
# そういえばシグマの30mmF1.4DCは、変形ガウスなんですよね。
# テッサータイプも中望遠ではなく標準域で使いたいですよね〜。バキッ!!☆/(x_x)

そういえば5Dって、フルサイズの割には案外、ダイナミックレンジ狭いらしいですね。
その点ではS5PROの方が勝っているようです。
デジタルカメラマガジンの記事だとS5proがダイナミックレンジ9段+1/3で圧倒的です。
5Dが多分、7段+2/3ぐらいじゃあないかと思います。
ちなみに30Dが同じ7段+2/3です。
K10DやニコンのDSLRのほとんどが7段+1/3らしいです。

個人的には5Dの色合いは、特に花などを撮った時の色はあまり好みではありませんでした。
# まあレンズやカメラの設定によっても違うんでしょうが・・・

・S5Pro解説本の紹介

1)「FinePix S5Pro完全活用ガイド」フジフイルム刊 非売品

簡単な機能紹介、ポートレートやネイチャーの設定の解説、アクセサリーの紹介。
店頭に置いてある販促用小冊子。

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